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雨降る宵闇のスモークツリー [花風景]

スモークツリーは時折庭木として目に付く。

奥日光でときどき訪れるレストランで、たまたま雨の夕刻に滴の垂れるスモークツリーに出会った。レストランの灯りを背景にしてスモークツリーを撮ってみたら、思いがけない幻想的な画像が得られた。

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1. スモークツリー全景。背景はレストラン。
レストランの手入れが良く、肥料を沢山あげたため、穂状の花が密に咲いている。
どこがスモークなのだ、という疑問をお持ちの方には、この画像はふさわしくない。
天然のスモークツリーは、花数が少なく、そしてもう2~3週間過ぎると、花穂がネズミ色を帯びてくる。密生する緑の葉のところどころから、鼠色の花穂の立ち上がるサマが、煙に似るのである。

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2. 霧雨が降っているので、花穂から真珠のような滴が垂れている。

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3. 花穂が垂れているのは滴が重たいのであろう。本来の花穂は天を向いている。立ち上がる煙に似るのである。

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4. 宵闇を背景にする花穂も十分に美しいのだが…

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5. レストランのガラス窓から漏れる明かりを背景にすると、滴が赤色を帯びる。
背景の赤い斑点は、画像1.に見えるツルバラである。

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6. 絞りを変えるとバラの花がわかりやすくなり、美しさが際立つ。

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7. 背景の明るさが変わると、インスタ映えも変わる。

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8. プリズム効果で光の屈折が起こるのであるが、カメラと屈折率の相性がイマイチのようだ。ここは今市市ではないのだが…。


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9. 黄色いライトも参加する。
バラの花自体は光ってはいない。他の光源からの光を反射しているだけなのだが、さすがバラである。単独に光っているようにさえ見える。

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10. 無数の真珠を照らす赤色と黄色。思いがけない夢の世界に、しばらく虜になってしまった。

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11. 満月も特別参加で、ロマンチックな宵闇を演出してくれた…。
おっと、ジョークはそれまで。満月ではなく、黄色のライトである。残念!



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グリーングリーーン奥日光 [風景]

6月、初夏を迎えた奥日光はどこまでも深いグリーンの世界である。
そこでは今も鶯が啼き、エゾハルゼミが歌っている。
他の鳥の歌声も無数に届き、絶えることがない。

梅雨の無い奥日光であるが、地球温暖化による環境変化が確実に進んでいる。
巷が雨の時は奥日光も付き合う。巷はそれほど寒くない朝に霜が降りたり…。

しかし、何と言ってもこのグリーンの帳の中は、癒しの宝庫である。
そこにはフィトンチッドが満ちあふれ、冷たい清水が流れ、常にそよ風が吹いている。

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1. 奥日光と言えば、なんといっても男体山が目に浮かぶ。
男体山もグリーンに衣替えを終えた。
その模様が心憎い。若緑色の山肌に、点々と深緑の木々が散在する。
若緑は落葉広葉樹の若葉であり、深緑は常緑針葉樹である。

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2. 2番目に目に浮かぶのが戦場ヶ原。
ここは、湯滝の上から俯瞰する西戦場ヶ原。男体山の山肌に比べると、落葉広葉樹が多い。手前の湯滝の白色との対比が美しく涼しい。

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3. 通常は大木の根元にも幾分か下草が生えているのだが、なぜかここには下草がない。その理由は分からない。

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4. 手前は下草の原野。まだ下草の密度は疎である。

遠景の湯の湖の水面は、木々の色を反映して、緑一色である。

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5. 落葉広葉樹でも、早く起き出した個体は深緑色に成長している。
水辺には、昨年の落ち葉がまだ融けずに残っている。

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6. 興味深い形態の倒木が、思い思いのポーズをとっている。
倒木のオブジェは、緑一色の中で笑顔を呼び寄せるチャームポイントである。

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7. 静かである。時折派手な衣装の釣り人のボートが訪れるが、それほど違和感がない。

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8. 流れに沿う場所では、大木が少なく、お日様も沢山の恩恵を草や苔に与えている。こんな場所にも倒木が多い。

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9. 深い森の中の小道に水たまりがある。それに映る鏡像が、画像に良い刺激を与えている。

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10. 逆方向から同じ水たまりを撮る。画像の趣が一変する。

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11. 戦場ヶ原はまばらなブナ科の木々の楽園である。下草はミヤコザサ。

クマザサの一種である。
ちなみに、クマザサは熊笹ではない。昨年から生き延びている笹の葉に、白い縁取りがあるのを、歌舞伎化粧の「隈どり」と対比して、「隈笹」と名付けたのである。

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12. ここの歩道は通常クマザサに覆われているのだが、今年は、左右のクマザサが苅り倒されている。笹の葉の「隈どり」が見えている。

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13. 湯川べりに立つ木々は、風に押されて川面に倒れかかることが多い。したがって、湯川のあちこちに倒木のオブジェが横たわっている。

湯川の川下に竜頭の滝があり、そのすぐ先で、湯川は中禅寺湖に流れ落ちている。




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