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シモツケコウホネ '18 [花]

シモツケコウホネは、栃木県の日光市と大田原市のみに自生する、コウホネ類の新種である。平成6年6月30日に発見されて、研究の結果新種のコウホネであることが分かり、シモツケコウホネと命名された。
すぐにこの「新種コウホネを守る会」が結成されたが、なかなか思うような成果が得られず、一時は株数の減少が止まらず、その原因が分からず、苦闘が続いた。
地球温暖化による水温の上昇が原因の一つと解明され、今は勢いを取り戻している。

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1. 田んぼわきの農業用水路である。ここだけで15個を上回る花が咲いている。
nikkinが数年前に行った時の3倍ほどの花数である。

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2. 黄色い5弁の花が咲いている。右方の水中には、根茎の一部が見えている。
この白っぽい根茎が骨のように見えたことからコウホネ(河骨)の名が付いた。

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3. おしべが力強い整列を示している。花茎の太さが印象的である。この場の流れもかなり速いことから分かるように、花茎は水流に耐えられるよう太くなっているらしい。

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4. ワカメのような葉と菖蒲のような葉とが入り混じっている。ワカメに似たのがコウホネの葉である。この葉が100%水面下にあることがこの種の新種たる由縁である。それにしても葉の密度がすごい。根茎をすっかり覆い隠している。

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5. 散歩に連れられて来た飼い犬。ね、nikkinさん、この花のどこが魅力的なの。僕には退屈で…。コウホネよりも骨片の方が好きだなあ。

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6. 珍しいトンボがこの辺りに住み着いている。ここでシモツケコウホねを撮りに来ると必ず出会える。クロイトトンボなら翅が透明でなければならない。翅が黒いのはクロバネトンボ。止まり方が変わっている。トンボ類は通常4枚の翅を水平に開いて止まるが、クロバネトンボ翅を垂直面で合わせて止まる。蝶類と同じである。

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7. 翅の黒さはとても魅力的なのだが、蝶を真似たトンボ。
変なトンボもいるものである。

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8. これは翅を水平に開いているように見えるが、飛び立つ瞬間だからだまされてはいけない。根トンボはシモツケコウホネの蜜が好きなのだろうか。

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9. もう一度このワカメのような、軍隊のような、葉っぱの壮観をお伝えしたい。


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10. コウホネは5弁なのだがこれは4弁に見える。

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11. 
この花も4弁か。どちらでもよいのか?
ワカメのような葉を1枚折り返して菖蒲の葉の上に載せた。
葉っぱはこれ以上折り返すことができない。水底で根茎が葉っぱを引き戻している。葉が水面上に出ないよう、規律正しくしつけているのである。



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コメント 2

okko

ご無沙汰しております。お見舞いのコメントにお返事もせずに、大変失礼いたしました。

河骨が語源とは面白いですねえ。地味派手なかわいい花、どこか寂し気ですねえ。もうかなり冷えているでしょう?ご自愛ください。
by okko (2018-09-17 17:29) 

こまちゃん

羽黒蜻蛉、ウチの周りに沢山居たりします(^^

by こまちゃん (2018-09-29 23:21) 

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