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湯の湖の鯉 '17

たしか2年前にご披露した光景である。
あの時は9月、霜が降りたか降りなったか、微妙な寒さの朝だった。
寒さに弱い鯉が、湯元温泉からの湧き出し口がある湯の湖の一角の、暖かい水を求めて集まっていた。
こんな鯉たちの珍しい姿はもとより、もっと季節が進んで厳寒の朝の情景を撮りたい、と結んで記事を終えた記憶がある。
ところが厳寒期には鯉たちはこの場所に一度も姿を現さなかった。
奥日光漁業組合長にそのわけを訊いたところ、厳寒期の鯉たちはほぼ冬眠状態で、暖かい水域まで泳いでくることさえままならないのではないか、とのことであった。

今回は7月22日、真夏日が続いていた暑い日?であった。
とはいえ、連日の暑さと比べると、やや低めではあった。
カメラマンは、真夏日とは程遠い、防寒衣装であった。
小田代原の霧の貴婦人を撮り終えてバスで戻り、湯の湖に到着したのは7:08であった。思いもかけなかった鯉の集団の出現に驚いたが、そこはカメラマンの根性、すぐに切り替えて撮りまくった。

29,7,22 湯の湖のコイ 1-1b.jpg
1. 奥日光湯元温泉の泉質は濁り湯である。湯の湖の一角から湧き出る源泉は、この一角では単なる湧きっぱなしで、回収されて温泉宿に貢献することは無い。
この白い湯の中に泳ぐ大きな鯉は、かなり目立つ。
このアングルからは、朝日に照らされた山肌の反射が映って、ちょっと邪魔である。

29,7,22 湯の湖のコイ 1-2b.jpg
2. 白い湯の中の黒い巨大な魚たち。幻想的な光景でもある。墨絵の中にもぐりこんだ風情でもある。

29,7,22 湯の湖のコイ 1-3b.jpg
3. すぐ向こう側は釣り船のための桟橋。しかし、誰もこの鯉を釣ろうとはしていない。たぶん、この鯉は釣り上げ禁止なのだろう。

29,7,22 湯の湖のコイ 1-4b.jpg
4. フィルターで反射を殺してはいるのだが、この明るさはとても殺しきれない。
曇天の方が情緒豊かな画像となるのだろう。

29,7,22 湯の湖のコイ 1-5b.jpg
5. ゆったりとゆったりと、なるほど入浴中なのだ、と納得できる動きである。

29,7,22 湯の湖のコイ 1-6b.jpg
6. もう一度釣り船の桟橋を背景に。鯉たちは総勢50匹近く居たようだ。

29,7,22 湯の湖のコイ 1-7b.jpg
7. 桟橋から撮ってみた。曇天で撮った画像の雰囲気が出ていると思われる。
湖面から温泉の湯気が立ち上っている。

生き物たちの物語は、人間どもの想像をはるかに超えたスケールで動いている。






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