So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

光徳沼ヤチボウズの草紅葉

日光地区では、木々の紅葉シーズンに先駆けて、草紅葉が見ごろとなる。

有名なのは小田代原の草紅葉である。
9月の下旬
ピンクを主流としたカラフルな模様が小田代原を埋める。ただ、この草紅葉の主演者ともいうべきホザキシモツケは、草ではなく潅木である。供演者として、ヤマアワなどの草が参加している。

光徳沼の草紅葉は、ヤチボウズの紅葉である。
ヤチボウズとは、湿地帯に繁殖するスゲ類の小さな集団が、男の子の頭にも似ることから来た命名であり、谷地坊主と書く。百聞は一見にしかず。画像を見ると納得できるだろう。
光徳沼は湿地帯であり、数千個、数万個のヤチボウズが沼地を埋め尽くしている。

1,9,14 光徳沼の紅葉1-2b.jpg
1. 雑木林の向こうに沼地を埋め尽くすヤチボウズが見える。
みどり一色の中に、ショッキングピンクの集合がある。

1,9,14 光徳沼の紅葉1-6b.jpg
2. 数年前まではヤチボウズの1個1個が判別できたのだが、今は一個一個の境界判別が難しい。
他の木々がそろそろお化粧を始めようかな、と呟いているときに、この赤さを誇らしげに見せつけている。

1,9,14 光徳沼の紅葉1-8b.jpg
3. 黒いところは日陰を流れる小川である。日陰の部位では草紅葉もかなり遅れているが、日当たりのよいところでは、すっかりお化粧を終えている。

1,9,14 光徳沼の紅葉2-1b.jpg
4. 引寄せてみると、イネ科の植物(スゲ類)が1mほどにも育っている。

1,9,14 光徳沼の紅葉2-3b.jpg
5. スゲ類は、グループに分かれて、自分たちの周りの土を囲い込み、こんもりとした盛り土を作る。湿地の水が増えた時に、自分たちを守るための高台である。その高台に繁る草類の様子が坊主頭に似るのである。
前述のように、一個一個の坊主頭は見分けにくい。

1,9,14 光徳沼の紅葉2-6b.jpg
6. 坊主頭に見えるところと見えないところとが入り混じっている。

1,9,14 光徳沼の紅葉2-8b.jpg
7. 沼地が乾燥気味になると、彼らは高台を作る必要がないことを悟る。
土の囲い込みをサボるようになると、あたり一面が平地に近付くのである。

この光徳沼はトンボたちの聖地である。
今はトンボの数が減ったが、中央少し左に、アキアカネが1匹止まっている。

1,9,14 光徳沼の紅葉3-3b.jpg
8. 不思議な形態の木の幹が見える。ほとんどがズミの木である。
寒冷湿地に自生する落葉高木である。
幼木の期間に、積雪に耐えて幹が曲がったのだと思われる。

1,9,14 光徳沼の紅葉3-4b.jpg
9. 10年以上前までは、光徳沼に水が張って、ヤチボウズたちは熾烈な土獲得競争を演じていたが、沼の出口の堰が大雨で流されてから、湿原の草原化が始まって、ヤチボウズたちが怠惰に身をゆだねるようになった。

1,9,14 光徳沼の紅葉3-6b.jpg
10. この画面ではヤチボウズの坊主頭が比較的分かりやすい。

1,9,14 光徳沼の紅葉3-8b.jpg
11. この草紅葉が、どの紅葉よりも早く来ることが納得されたことだろう。

1,9,14 光徳沼の紅葉4-1b.jpg
12. ごく小規模の沼らしい水溜りである。

1,9,14 光徳沼の紅葉4-3b.jpg
13. 水のたまるところには、ヤチボウズらしいこんもりとした草の集団が見える。働き者たちの集団である。

1,9,14 光徳沼の紅葉4-4b.jpg
14. 沼の中を川が流れる。即ち、川以外の場所では、水が引いてしまったのである。ヤチボウズの自治会幹部たちは、どうすれば勤勉なヤチボウズを増やせるか、小田原評定を続けていることだろう。

1,9,14 光徳沼の紅葉5-1b.jpg
15. 光徳沼の面積は100×30mくらいの小さな沼地である。
今では訪れる人も減り、こんな素晴らしい草紅葉でさえ、カメラマンはほとんど撮りに来ない。おかげで、人間のいない画像は取り放題であるが、何か寂しい。沼地に水が溜まる良い策は無いものだろうか。






nice!(1)  コメント(0) 

益子町のヒマワリまつり

陶器の益子焼で有名な益子町は、宇都宮市を挟んで日光市と反対側に位置する。
ここのひまわり祭りは、11ヘクタール(東京ドーム2個分)の休耕田を利用し、4種類200万本のヒマワリが植えられている。

これでもか、これでもかと言わんばかりの花、花、花…。
展望台に登っても、ヒマワリ畑の境界線が見えにくい。

8月11日から18日までが祭り期間で、カメラは17日(土)にお邪魔した。

1,8,17 ヒマワリ 1-1b.jpg
1. ヒマワリは太陽に向かって咲く。すなわち1日中首を廻しているのだ。
時刻は午後3時前。するとヒマワリの向いている方角は西と思われる。
即ち太陽とカメラはともに西からヒマワリを見ていることになる。
ところがどっこい、今太陽は奥の山並みの上。そう、あちらが西なのである。
ヒマワリたちは逆方向を向いているのだ。なぜ?
ある意味ではこれは常識。夏の猛暑日には、あまりに暑いので、ヒマワリさえもが太陽に背を向ける。
じっくりと花を観察すると、花弁を太陽光が透過しているのが分かる。

1,8,17 ヒマワリ 1-3b.jpg
2. これはすぐ隣の、異なった品種のヒマワリである。花の向きがさまざま?
この品種は「前へならえ」が嫌いなのだろうか。

1,8,17 ヒマワリ 1-4b.jpg
3. こうして並べてみると、明らかに左側の赤系の花たちが、好き勝手な方向を向いている。背中を見せている者も多い。

1,8,17 ヒマワリ 1-5b.jpg
4. これは赤系ではないが、画像1.と比べると、かなりばらばらである。
ヒマワリの世界もなかなか意思疎通に苦労しそうである。

1,8,17 ヒマワリ 1-9b.jpg
5. これは境界線を見極めようと努力した画像である。花の咲く地平線が、海の水平線のように、遠ざかるほどに位置が低くなってゆく。ヒマワリ畑の大きさが思いやられる。

1,8,17 ヒマワリ 2-5b.jpg
6. 黒色とも言えそうな、濃い赤色のヒマワリ。

これは外国産のヒマワリである。どうりで、日本式の右へならえ式の教育を受けていない。葉の色も黒っぽい。

1,8,17 ヒマワリ 2-6b.jpg
7. これは葉の色が明るい外来種。とてもついてゆけない品種の多さである。

1,8,17 ヒマワリ 3-2b.jpg
8. これは日本産で、「右向け、右ッ」と教育されたヒマワリと推察できる。

それでも1本だけ、反対向きに花をつけた個体が居る。

1,8,17 ヒマワリ 3-8b.jpg
9. こちらを見ると、休耕田を利用したヒマワリ畑であることが、一目瞭然。
全員行儀よく一律に東を見ている。

1,8,17 ヒマワリ 3-9b.jpg
10. 花の色が異なる一団は、葉っぱの色も異なる。
当たり前なことであるが、なぜか新しい発見をしたような気分になる。

1,8,17 ヒマワリ 4-2b.jpg
11. 奥の花たちが一律にこちらを見ているのに対し、手前の花たちは、こころなしばらばらである。しかし赤い花たちほどではない。それぞれが個性を主張している。

1,8,17 ヒマワリ 4-9b.jpg
12. 右上で人間が一人、花に取り巻かれている。誰も注意していない。

あのあたりのヒマワリが、人食いの習性を持っているとかいないとか…。

1,8,17 ヒマワリ 5-2b.jpg
13. 赤系のひまわりが2種。手前は花弁が光を透過させるタイプ。奥の花弁は光を透過させない。
このヒマワリ祭りの会場では、外来種の赤系の品種を、展望台の近くに限定して植えている。確かに画像5.や12.のどこかに赤い一団が混ざっていたら、かなり興ざめだろう。行き届いた配慮に気付くことは心地よい。


nice!(3)  コメント(4) 

奥日光のホザキシモツケ開花 [花風景]

この夏の前半は、日本中が、来る日も来る日も雨、雨、アメ…。
当然ながら、奥日光も例外ではなかった。
奥日光から足が遠のいたのも致しかたないことだった。

7月末、あまり期待もせずに訪れたnikkinを、戦場ヶ原の野生花の東の横綱が、満面の笑顔で迎えてくれた。
「おや、nikkinさん。このところご無沙汰でしたね」 
そんなイヤミを覚悟したが、さすがに横綱の風格。
文字通り、二度惚れしてしまった。

1,7,28ホザキシモツケ1-1b.jpg
1. 早朝5時半。思いがけない再会に、夢中でシャッターを切った。
花期の長い花だが、咲き始めたばかりのようだった。

1,7,28ホザキシモツケ1-5b.jpg
2. 粉糠雨が降る中、水滴の輝きもホザキシモツケを応援していた。

1,7,28ホザキシモツケ1-8b.jpg
3. 暗い背景にしっとりとしたピンク色。癒しの極みかもしれない。

1,7,28ホザキシモツケ2-1b.jpg
4. 今にして思えば、なぜこの美しい水滴の集団を、マクロレンズで撮らなかったのだろう。返す返す無念である。

1,7,28ホザキシモツケと戦場ヶ原1-3b.jpg
5. 戦場ヶ原の山々が朝霧に包まれてホザキシモツケと競演している。

ここではホザキシモツケが劣勢かもしれない。

1,7,28ホザキシモツケと戦場ヶ原1-5b.jpg
6. 男体山を背景にしている。もっとホザキシモツケが咲き誇っている場面を探したのだが…。

1,7,28ホザキシモツケと戦場ヶ原1-6b.jpg
7. 右端に少し見えているのが国道120号線。国道沿いにホザキシモツケの群生がある。少し時期的に早かった…。

1,7,28ホザキシモツケと戦場ヶ原1-9b.jpg
8. ここでも暗い背景と粉糠雨が助演してくれている。

1,7,28ホザキシモツケと戦場ヶ原2-1b.jpg
9. ここまで撮って、マクロレンズを思い出さなかったことが悔しい。

1,7,28ホザキシモツケと戦場ヶ原2-9b.jpg
10. もう黒ずんでしまった花穂もある。花期の長い花の弱点でもある。

1,7,28小田代原のホザキシモツケ1-3b.jpg
11. ここからの3枚は、小田代原のホザキシモツケ。
背丈が戦場ヶ原のものより幾分低い。時々水がたまるせいだろうか。

1,7,28小田代原のホザキシモツケ1-4b.jpg
12. 美しさは互角と言えよう。
後方の白い花はカラマツソウである。

1,7,28小田代原のホザキシモツケ1-6b.jpg
13. 手前の白い花はイブキトラノオ。
ここのホザキシモツケも、自分の縄張りから決して出てこない。
木道から群生地までの距離はわずか数mであるが、この距離は何年たっても縮まらない。
貴婦人で有名な小田代原である。配下の花々も礼儀正しく、一人だけぬきんでたり、徒党を組んで出しゃばる事もしないようだ。





nice!(2)  コメント(3) 

小田代原のノアザミ [花風景]

今年は奥日光の花の開花時期が、例年との微妙なずれを示しているので、どうなることかと不安の中で待ったが、ほぼ例年通りの時期に、例年通りの開花を見せてくれた。自然に裏切られないのは心地よい。

1,7,28小田代原のノアザミ1-1b.jpg
1. 紫色の上品な花が、茎1本に1個ずつ咲く。
1日中曇り時々雨だったが、晴れの日よりも明るさが落ち着いていて、花に陰が出来ないのも良かった。

1,7,28小田代原のノアザミ1-5b.jpg
2. このような広い場所で咲くノアザミを他に知らないが、なぜかここでは縞状に広がっている。遠くから見るから縞状に見えるだけか?それに対する明確なお答えは出来ない。
近景の、ぼやけた白い花は、今の時期ではイブキトラノオしかない。イブキトラノオの花は、細長い穂状の花であるが、ぼやけると球状を呈する。

1,7,28小田代原のノアザミ1-6b.jpg
3. ノアザミは1m以上にも成長し、湿原の多くの草花よりも少し高いので、観察も撮影も楽である。

1,7,28小田代原のノアザミ1-9b.jpg
4. 紫色が主であるが時に白花ノアザミを見かける。白花が多い年と、今年のように全く見えない年とがある。これが不思議である。
キク科・アザミ属の花は多年草であり、越冬する根から芽が出る。
通常、白花が咲くのは突然変異であるが、突然変異は花のレベルだけに起こり、根のレベルには変化がない、ということだろうか。
白花ノアザミの根は、次の年も、その次の年も、永久に白花を咲かせるはずである。同じ根から出る花が、白かったりムラサキだったりしていいのだろうか。それとも白花ノアザミの根は、生命力が弱く、とびとびの季節にしか咲かないのだろうか。何とも気がもめる。

1,7,28小田代原のノアザミ2-1b.jpg
5. ノアザミは慎み深いのか、毎年同じ範囲の中に限定して咲く。疎に咲く場所では毎年疎であり、密に咲く場所では毎年密である。周辺の草花と協約が出来ているかのように、毎年同じ場所に、一歩もはみ出ることなく咲く。野生の花としては異常な慎み深さではないだろうか。

1,7,28小田代原のノアザミ2-2b.jpg
6. 1本の茎に1個の花。この原則をかたくなに守っている。1本の茎に2個以上の花をつけた個体を見たことが全くない。
クガイソウの場合は、やはり1本の茎に1個の花が原則だが、花が2個付いたり3個付いたりすることもそれほど珍しくない。
ノアザミの生命力の弱さを示す事実であれば、かわいそうな運命にもてあそばれる花である。

1,7,28小田代原のノアザミ2-3b.jpg
7. 弱そうに見える茎ではあるが、時々野鳥のノビタキが止まっていたりする。重たそうな顔もせず、知らんぷりをして、鳥と一緒に風に揺れている。
ノアザミとノビタキ。名前も似ている。特別な絆があるのだろうか。

1,7,28小田代原のノアザミ2-4b.jpg
8. 紫色は日本では上品な色として、貴族階級に好まれた色である。
色といい、姿といい、性格といい、何とも魅力的な花である。

今回はチャンスを逸したが、小田代原の日の出の頃、立ちこめる朝霧の中でこの花を観察できると、気持ちが引き締まる。幻想的な光景の中の気高い上品な姿。AKB48かももいろクローバーZか。nikkinは美少女には弱いのだ。

1,7,28小田代原のノアザミ2-7b.jpg
9. ここには3本の縞状のノアザミ群生を見る。しかし、これが縞状ではなく島状なのかもしれない。
美しさと弱さが同居する花。華やかさと気高さとしとやかさが同居する花。

礼儀正しさと自由奔放さが同居する花。時には、幻想と落胆さえもが

同居する花。毎年撮り続けたい花である。

1,7,28小田代原のノアザミ3-7b.jpg
10. ここは湿原であり、時には臨時の湖の底になる。
その翌年は花を咲かせないか、あるいは数的に1~2割の花しか咲かない。
それゆえにいとしさが増すのである。

1,7,28小田代原のノアザミ4-1b.jpg
11. ここ20年ほど、小田代原は厳重な金網で囲われている。野生の動物、特に鹿に、貴重な草花を食い荒らされないための対策である。ここのノアザミの美しさを堪能できるのは、金網封鎖のおかげである。
時には熊が金網を壊して迷い込むことがある。その穴から鹿も入ってくる。
彼らを待つ運命は、厳粛な殺処分である。

シラカンバ越しに臨む平和な楽園。ここに至る道は平担ではなかった。








nice!(2)  コメント(0) 

雨降る宵闇のスモークツリー [花風景]

スモークツリーは時折庭木として目に付く。

奥日光でときどき訪れるレストランで、たまたま雨の夕刻に滴の垂れるスモークツリーに出会った。レストランの灯りを背景にしてスモークツリーを撮ってみたら、思いがけない幻想的な画像が得られた。

1,7,7 スモークツリー 1-3b.jpg
1. スモークツリー全景。背景はレストラン。
レストランの手入れが良く、肥料を沢山あげたため、穂状の花が密に咲いている。
どこがスモークなのだ、という疑問をお持ちの方には、この画像はふさわしくない。
天然のスモークツリーは、花数が少なく、そしてもう2~3週間過ぎると、花穂がネズミ色を帯びてくる。密生する緑の葉のところどころから、鼠色の花穂の立ち上がるサマが、煙に似るのである。

1,7,7 スモークツリー1-3b.jpg
2. 霧雨が降っているので、花穂から真珠のような滴が垂れている。

1,7,7 スモークツリー1-2b.jpg
3. 花穂が垂れているのは滴が重たいのであろう。本来の花穂は天を向いている。立ち上がる煙に似るのである。

1,7,7 スモークツリー1-6b.jpg
4. 宵闇を背景にする花穂も十分に美しいのだが…

1,7,7 スモークツリー 2-1b.jpg
5. レストランのガラス窓から漏れる明かりを背景にすると、滴が赤色を帯びる。
背景の赤い斑点は、画像1.に見えるツルバラである。

1,7,7 スモークツリー 2-2'b.jpg
6. 絞りを変えるとバラの花がわかりやすくなり、美しさが際立つ。

1,7,7 スモークツリー 2-3b.jpg
7. 背景の明るさが変わると、インスタ映えも変わる。

1,7,7 スモークツリー 2-5b.jpg
8. プリズム効果で光の屈折が起こるのであるが、カメラと屈折率の相性がイマイチのようだ。ここは今市市ではないのだが…。


1,7,7 スモークツリー 2-7b.jpg
9. 黄色いライトも参加する。
バラの花自体は光ってはいない。他の光源からの光を反射しているだけなのだが、さすがバラである。単独に光っているようにさえ見える。

1,7,7 スモークツリー 2-8b.jpg
10. 無数の真珠を照らす赤色と黄色。思いがけない夢の世界に、しばらく虜になってしまった。

1,7,7 スモークツリー 3-1b.jpg
11. 満月も特別参加で、ロマンチックな宵闇を演出してくれた…。
おっと、ジョークはそれまで。満月ではなく、黄色のライトである。残念!



nice!(2)  コメント(1) 

グリーングリーーン奥日光 [風景]

6月、初夏を迎えた奥日光はどこまでも深いグリーンの世界である。
そこでは今も鶯が啼き、エゾハルゼミが歌っている。
他の鳥の歌声も無数に届き、絶えることがない。

梅雨の無い奥日光であるが、地球温暖化による環境変化が確実に進んでいる。
巷が雨の時は奥日光も付き合う。巷はそれほど寒くない朝に霜が降りたり…。

しかし、何と言ってもこのグリーンの帳の中は、癒しの宝庫である。
そこにはフィトンチッドが満ちあふれ、冷たい清水が流れ、常にそよ風が吹いている。

1,6,16 奥日光グリン、グリン1-2b.jpg
1. 奥日光と言えば、なんといっても男体山が目に浮かぶ。
男体山もグリーンに衣替えを終えた。
その模様が心憎い。若緑色の山肌に、点々と深緑の木々が散在する。
若緑は落葉広葉樹の若葉であり、深緑は常緑針葉樹である。

1,6,16 奥日光グリン、グリン1-8b.jpg
2. 2番目に目に浮かぶのが戦場ヶ原。
ここは、湯滝の上から俯瞰する西戦場ヶ原。男体山の山肌に比べると、落葉広葉樹が多い。手前の湯滝の白色との対比が美しく涼しい。

1,6,16 奥日光グリン、グリン1-9b.jpg
3. 通常は大木の根元にも幾分か下草が生えているのだが、なぜかここには下草がない。その理由は分からない。

1,6,16 奥日光グリン、グリン2-2b.jpg
4. 手前は下草の原野。まだ下草の密度は疎である。

遠景の湯の湖の水面は、木々の色を反映して、緑一色である。

1,6,16 奥日光グリン、グリン2-3b.jpg
5. 落葉広葉樹でも、早く起き出した個体は深緑色に成長している。
水辺には、昨年の落ち葉がまだ融けずに残っている。

1,6,16 奥日光グリン、グリン2-5b.jpg
6. 興味深い形態の倒木が、思い思いのポーズをとっている。
倒木のオブジェは、緑一色の中で笑顔を呼び寄せるチャームポイントである。

1,6,16 奥日光グリン、グリン2-6b.jpg
7. 静かである。時折派手な衣装の釣り人のボートが訪れるが、それほど違和感がない。

1,6,16 奥日光グリン、グリン2-8b.jpg
8. 流れに沿う場所では、大木が少なく、お日様も沢山の恩恵を草や苔に与えている。こんな場所にも倒木が多い。

1,6,16 奥日光グリン、グリン3-3b.jpg
9. 深い森の中の小道に水たまりがある。それに映る鏡像が、画像に良い刺激を与えている。

1,6,16 奥日光グリン、グリン3-4b.jpg
10. 逆方向から同じ水たまりを撮る。画像の趣が一変する。

1,7,7 グリーングリーン奥日光1-2b.jpg
11. 戦場ヶ原はまばらなブナ科の木々の楽園である。下草はミヤコザサ。

クマザサの一種である。
ちなみに、クマザサは熊笹ではない。昨年から生き延びている笹の葉に、白い縁取りがあるのを、歌舞伎化粧の「隈どり」と対比して、「隈笹」と名付けたのである。

1,7,7 グリーングリーン奥日光1-3b.jpg
12. ここの歩道は通常クマザサに覆われているのだが、今年は、左右のクマザサが苅り倒されている。笹の葉の「隈どり」が見えている。

1,7,7 グリーングリーン奥日光1-1b.jpg
13. 湯川べりに立つ木々は、風に押されて川面に倒れかかることが多い。したがって、湯川のあちこちに倒木のオブジェが横たわっている。

湯川の川下に竜頭の滝があり、そのすぐ先で、湯川は中禅寺湖に流れ落ちている。




nice!(3)  コメント(1) 

湯の湖のベニサラサドウダン [花風景]

クリンソウ、ワタスゲ、ズミ。6月初旬から中旬にかけてこの3種の花が咲き始めると、観光客がどっと押し寄せるので、戦場ヶ原の駐車場は超満車となる。
この満車状態は1日中続く。時には気分を変えて、湯の湖のベニサラサドウダンを見に行くのが賢明なチョイスである。
天然のベニサラサドウダンは、湯の湖のうさぎ島の、湯元温泉側の岸辺に群生している。花が咲いているときもきれいであるが、知る人ぞ知る極秘情報は、散ってから水面に浮かぶ花筏の美しさである。タイミングが難しいのだが、花の終わりころ、赤沼バスセンターに常駐している自然博物館の学芸員さんに尋ねるのが良い。

1,6,16 ベニサラサドウダン1b.jpg
1. 背の高い木なので、どうしても逆光となる。花や葉っぱが黒く撮れては、
美しさが台無しになるので、露出補正をプラス1くらいにして撮る。
葉の緑色のグラデーションがきれいに撮れる。
ベニサラサドウダンという名でわかるとおり、ドウダンツツジの仲間である。
サラサドウダンは薄いピンク色。ベニサラサドウダンは深紅色の花である。

1,6,16 ベニサラサドウダン1-4b.jpg
2. 岸から水上へ突き出した枝から、花が散る散る、笑顔で散る。
湯の湖は湖尻で湯滝に流れ落ちるが、この辺りでは流れがない。
金精峠降ろしの風に吹かれた波が、浮かぶ花筏を岸辺に運び寄せる。

1,6,23ベニサラサドウダン1-3b.jpg
3. 岸辺の水草に絡まる花筏である。
実は今年は、ベニサラサドウダンにとって外れ年である。
花筏のスケールは、当たり年の1割ほどにすぎない。
6月初め、ズミの花開花の寸前に、氷点下の寒波が戦場ヶ原を襲ったのだ。
おかげでズミもワタスゲもベニサラサドウダンも、全滅に近い。

それでもこの美しさである。読者諸氏、来年を楽しみにして待とう。

1,6,23ベニサラサドウダン1-4b.jpg
4. 岸辺に佇む落ちた小枝に花筏が絡まって、枯れ木に花が咲く。
毎年この時期、花咲か爺さんが訪れるのだ。

1,6,23ベニサラサドウダン1-7b.jpg
5. 苔蒸す岩もこの通り。
花咲か爺さんは公平に灰を撒き散らしてくれる。
例年なら、この10倍もの華が散って、情緒もへったくれもあったものではない。

この程度の散り方が最高である。

1,6,23ベニサラサドウダン2-2b.jpg
6. 枝単位で散ったベニサラサドウダンもある。
散っても枝との別れがつらいので…。
この光景も、多すぎる落花では味消しになるだろう。

1,6,23ベニサラサドウダン2-5b.jpg
7. 画像3.と同じ場所を、アングル違いで撮った。
水草の鏡像が白っぽく撮れている。何故だろう。謎である。

1,6,23ベニサラサドウダン2-9b.jpg
8. この枯れ枝も花を咲かせているが…。ちょっと寂しい、
来年はどんな咲き方になるのだろう。

1,6,23ベニサラサドウダン3-5b.jpg
9. 対象をぐいっと引き寄せた。
花たちが行儀よく上を向いている。
大きな口をあけて待っている小鳥の雛のようだ。
この向き方で落ちたのか、落ちてから向きが変わったのか?
謎の多いベニサラサドウダン。ぜひ観察に来てほしい。

曇天下 花筏撮る 当たりくじ







nice!(3)  コメント(1) 

竜頭の滝のミツバツツジ '19 [花風景]

竜頭の滝とミツバツツジとのコラボを撮れる時期がやってきた。
今年は滝の水量が多いので、豪快な写真が撮れる。
ミツバツツジは竜頭の滝で撮るのが一番である。


1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ1-2b.jpg
1. 午前5時前、滝に霧がかかっている。
すでに、10人を上回るカメラマンたちが来ていた。
右端の建造物は、竜頭茶屋。滝の展望台である。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ1-4b.jpg
2. 縦長の大きな画像にしてみた。ミツバツツジは最盛期と言えた。
この流れは滝の下流。間もなく中禅寺湖に注ぎこむ。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ1-5b.jpg
3. 橋の上から見下ろすショットが良い。
毎年きれいな花を咲かせてくれているが、かなりご高齢のはずである。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ2-4b.jpg
4. 欄干の下から滝壺を覗きこむショット。
やや霧がかかっているが、間もなく晴れる。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ3-1b.jpg
5. 落ち着きなく、同じところをぐるぐる回りながら撮っている。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ4-2b.jpg
6. 画像1.に近い構図である。
正確な名称は、トウゴクミツバツツジである。
地元の人は、これをムラサキヤシオと呼んだりしているが、それは間違いである。
このツツジはミツバであり、ヤシオツツジは五つ葉なのだ。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ4-6b.jpg
7. 急流を背景にすると、動的な画像になる。撮影時間を0,3秒に伸ばしている。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ5-4b.jpg
8. 茶屋の展望台から撮った。向かって左の滝である。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ5-7b.jpg
9. 右の滝である。
滝のまん前に1本の細い枝が伸びている。モミジの枝である。

10月にはこの枝先に、雪洞のような赤い葉っぱの球形が出来る。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ5-8b.jpg
10. 滝の上流に移動する。波を静止させて撮る。

いい味を出せないまま10年近くが経っている。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ5-9b.jpg
11. お日様が邪魔を始めた。まだ5時半である。
花の輝きに派手さが加わるので、私は好きではない。
これを嫌うカメラマンが、午前4時ころから集うのである。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ6-2b.jpg
12. これも朝日が邪魔をしている。

早くに来られなかったのだから、すべてnikkinのせいである。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ7-2b.jpg
13. ところどころでシロヤシオも満開となっていいる。アカヤシオはもう通り過ぎてしまった。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ7-4b.jpg
14. 欄干の下からのぞくショットにも朝日が顔を出す。
やはり無い方が良い。

1,6,1 竜頭の滝のミツバツツジ7-6b.jpg
15. 朝日はあっという間に広がる。花を明るく照らし過ぎるので、遠くの滝が目立たなくなっている。
めったに来られない場所なので、行った時の条件を甘受する。
かなりいいものが撮れたのだから…。







nice!(1)  コメント(0) 

いろは坂の桜 プリマドンナの誕生 [花風景]

いろは坂の、いや、奥日光の桜はすべてオオヤマザクラである。
日本で一番人気のソメイヨシノは奥日光には存在しない。
オオヤマザクラは、意図的に植えられたものと、自生したものとある。
サクランボが鳥などに運ばれてきて、山地で発芽したのが自生である。
ソメイヨシノはハイブリッド種であるので、サクランボが実らない。種がない。
誰かが意図的に苗を植えない限り、奥日光にはソメイヨシノが育たない。
奥日光にソメイヨシノを持ち込まないことが、暗黙の了解になっている。


1,5,4 いろは坂のオオヤマザクラ1-1b.jpg
1. 数少ない自生のオオヤマザクラは、集団を作る状態ではない。

個々の株がそれぞれに孤高を保っている。それぞれが美しい。

1,5,12 奥日光のオオヤマザクラ1-6b.jpg
2. 中禅寺湖バスターミナル外れにある2本の桜は、自生か植木か判別が難しいが、男体山とコラボの写真が撮れるので、人気が高い。

1,5,12 奥日光のオオヤマザクラ2-1b.jpg
3. 中禅寺湖畔のこの木も大木で、男体山とのコラボが撮れる。
オオヤマザクラはソメイヨシノよりも赤みが強く、遠くからでも目立つ。

1,5,12 奥日光のオオヤマザクラ2-3b.jpg
4. 湖畔に立つ各種各様の大木が、立木観音までの通路をにぎわしている。
開発の時に意図的に残された自生の大木ばかりである。
オオヤマザクラはこの1本だけである。

1,5,12 奥日光のオオヤマザクラ2-4b.jpg
5. いろは坂上の国道は、明らかに植樹と思われる桜のトンネルがある。
もう少し樹齢がかさむと、素晴らしいトンネルに育ちそうだ。
ソメイヨシノよりも赤さの濃いことがわかる。

1,5,5, いろは坂のオオヤマザクラ1-1b.jpg
6. この春、1本の若木のオオヤマザクラを見つけた。
第1いろは坂(下り専用)の終わりに近い、屏風岩の麓である。
去年までは単に見逃していたのか、今年大きく育って目立つようになったのか。
可憐な美しさが心に残った。一羽の鳥が落としたサクランボの種。感謝である。

1,5,5, いろは坂のオオヤマザクラ1-3b.jpg
7. 背景が暗いので、美しさが人目を引く。幹も細く、弱弱しい感じが、ほおっておけない気持ちを掻き立てる。これを運命の桜の誕生と言わずにいられない。
何歳だろう。片手くらいだろうか。

1,5,5, いろは坂のオオヤマザクラ1-5b.jpg
8.プリマドンナになるべく、スポットライトの真ん中に生まれて来たのだ。

 周辺に華のある木は無い。それにしてもか細く、楚々と咲くさまが良い。
 彼女は、年々美しさを増し、人々に喜びと感動を与え続けることだろう。
 「小田代原の貴婦人」に対して、「いろは坂の美少女」あるいは
 「いろは坂の岩割り桜」などと呼ばれるシンボルに育ちそうな予感がする。


1,5,5, いろは坂のオオヤマザクラ1-6b.jpg
9. 斜めに体を伸ばしきったサマが、日当たりの乏しさを暗示している。

不幸な星の下に生まれ、逆境に耐えて美と強さを勝ち取ったヒロインになる

定めも予想される。毎年5月、いろは坂を通る、大きな楽しみが生まれた。



1,5,5, いろは坂のオオヤマザクラ1-7b.jpg
10. このブログを機に、大勢の観光客の目を引いて、応援されて、
成長してゆく過程がとても楽しみである。

この秋80歳を迎えるnikkinには、彼女のプリマドンナ姿を見極める
可能性はほとんどゼロと言える。
貴婦人に代わる人気者にそだって、多くの観光客の声援にこたえるプリマドンナ
になることを切に祈るのみである。






nice!(1)  コメント(0) 

霧の中の美少女 [花風景]

奥日光のアカヤシオが咲くのは5月初旬から中旬。

奥日光が霧に埋まることも珍しくない時節である。

濃い霧の中に沈むアカヤシオの花。

nikkinが求めて止まないシャッターチャンスである。

霧の中の美少女。われながら言い得て妙。


過去一度だけ絶好のチャンスに巡り合わせた。

狂喜乱舞して撮りまくった。しかし悲しいかな、
出来上がった写真は暗すぎのオンパレードだった。
逆光の補正を誤ったのだ。
以来、霧の中の美女たちは私との出会いを拒否し続けた。

5月12日、巷から見上げる奥日光は深い霧に沈んでいた。
林先生、今でしょう。いつも運転してくれる妻は不在だった。
もうこれしかない。電車とバスで、おっとり刀で駆け付けた。
巷から見る深い霧も、近くからは薄い霧にすぎなかった。
それでも、霧の演出効果ははっきりと存在していた。
花見台のアカヤシオは満開の盛りだった。

1,5,12 霧の中の美少女1-3'b.jpg
1. 午後3時半ころから登り始めた。夕霞みも加勢してくれるかもしれない。
逸る心をおさえつつ、華厳渓谷脇の、ジグザグ道を登った。
急拠キオスクで買い求めたおにぎりを、登りながら食べた。
霧は、いつぞやの濃い霧には大差で劣ったが、、立派に仕事をしてくれた。
霧の中の美少女達のほぼ8割方は、nikkinに頬笑みを投げかけてくれた。

1,5,12 霧の中の美少女1-7'b.jpg
2. 5月4日の、ヒョウが降った日にもここに上り、やや早めかな、と思ったアカヤシオが、この日は文句のつけようのない満開だった。
その間隔はまるまる1週間。今年のアカヤシオは、花期が異常に長かった。

1,5,12 霧の中の美少女1-9'b.jpg
3. 空を背景にすると逆光は避けられず、強度の補正を必要とした。
それでも赤い花が黒ずんでしまうのが避けられない。
霧の中の美少女達が黒ずむのは、身を切られるほどに痛かった。

1,5,12 霧の中の美少女2-2'b.jpg
4. 空を入れるのは、最高でも画面の半分くらいに抑えようと思った。
背景の暗い、下半分の美少女達の笑顔がより輝いている。

1,5,12 霧の中の美少女2-3'b.jpg
5. 大勢いる美少女達もいいが、一人ぽっちの美少女も悪くない。

カメラマンだって1人だし…。 背景の暗さはちょうどよい。

1,5,12 霧の中の美少女2-4b.jpg
6. 舌の根も乾かぬうちの白い背景。
構図の魅力に負けたのだが、やはり笑顔の黒ずみは減点ものである。

1,5,12 霧の中の美少女2-6'b.jpg
7. 全景に暗い背景があるときとの比較が歴然としている。前画像のモデル少女にお詫びしたい。

1,5,12 霧の中の美少女2-7b.jpg
8. この茫洋たる美。
はちきれそうな美少女達の輝く笑顔。
典型的な「霧の中の美少女」の画像である。この1枚が疲れを吹き飛ばして…。

1,5,12 霧の中の美少女2-9b.jpg
9. 少々少女たちが混みあい過ぎて…。
贅沢は言えない。10年以上も待ちに待った美少女たちなのだから。

1,5,12 霧の中の美少女3-2'b.jpg
10. 美少女達に隙間がある。これが画像にゆとりと暖かみを加える…。

1,5,12 霧の中の美少女3-8'b.jpg
11. 高齢のツツジの木の枝の曲がりが独特である。
またも懲りずに、全背景を空にしてしまった。
美少女達の笑顔が黒ずんでいる。ごめんなさい、本当にごめん…。

1,5,12 霧の中の美少女4-1b.jpg
12. 一人ぽっちの昼下がり。でもいいの、nikkinさんに撮ってもらえたから。
わおッ。 と、年寄りをからかわないでくださいね。

1,5,12 霧の中の美少女4-6'b.jpg
13. 夕暮れの暗さが、じわりと押し寄せて来た。
まだまだ一緒に居たいけど、帰りのいろは坂が混むので、
そろそろサヨナラの時間だね。今日は本当に楽しかったよ。

1,5,12 霧の中の美少女5-5'b.jpg
14. 
夢に見た「霧の中の美少女」さん。
来年も会えるといいね。ありがとう。
君たちのことは、絶対に忘れはしないよ。

「霧深く美少女の笑む白昼夢」


nice!(1)  コメント(1) 
前の10件 | -