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逍遥園の紅葉 [紅葉]

日光山輪王寺境内に逍遥園と名付けられた日本庭園がある。
池をめぐる園地に、春は桜、秋はモミジの鏡像が目玉商品?となる。特に夜間のライトアップでは、美の女神たちが人々を夢心地の逍遥(散歩)にいざなう。
人工の庭園美はあまり撮らないnikkinであるが、ここだけは特別。疲れを忘れてコースを10回以上も巡って撮りまくる。

30,11,10 逍遥園の紅葉1-1b.jpg
1. 入口にあるシシオドシ。いかにも日本的である。
ただしこのシシオドシは大きな音を出さない。出っぱなしである。
外人カメラマンがひっきりなしに撮っている。
ときどきこの飲料用水を飲んでいる。

30,11,10 逍遥園の紅葉1-4b.jpg
2. 同じく入り口でカメラマンを迎える、樹齢ン百年のモミジの巨木。向こう側に立つ人間2人と見比べていただきたい。モミジの木でも、高齢になるとゴツゴツした枝になるようだ。

30,11,10 逍遥園の紅葉1-6b.jpg
3. 落ち葉が松の木に赤い花を咲かせている。時期的には少し早いクリスマスツリーである。

30,11,10 逍遥園の紅葉1-9b.jpg
4. 昼間の鏡像である。水面が静かなので、鏡像がほぼ完ぺき。人工の公園だから出来る技であり、天然の紅葉林ではありえない。

30,11,10 逍遥園の紅葉2-2b.jpg
5. 少し風が出てくると、油絵風に鏡像がぼける。ゆったりと流れる落ち葉とのコラボが溜まらない。

30,11,10 逍遥園の紅葉2-3b.jpg
6. 同じ構図で、水面の反射を抑えて撮ってみた。やはり鏡像の方が私は好きだ。

30,11,10 逍遥園の紅葉3-2b.jpg
7. ここではツツジの切り込んだ株に赤い花が咲いている。ちょっと目には、ツツジに時折見られる「狂い咲き」のようにも見える。

30,11,10 逍遥園の紅葉3-4b.jpg
8. うるさいほどに散り敷く落ち葉。水面に浮く落ち葉、水底に沈んだ落ち葉。
少しパソコン画面から離れてみると、赤い妖艶なモミジの妖精が見えてくる。

30,11,10 逍遥園の紅葉3-8b.jpg
9. まだライトアップの時間にはかなり早い。
見えているモミジの木々は、かなり落葉が進んでいる。
鏡像の方が空の青さが濃く出る。

30,11,10 逍遥園の紅葉5-3b.jpg
10. 16:00からライトアップが始まった。
図4 と同じ構図であるが、この時間帯ではライトアップの効果が良く見えない。

30,11,10 逍遥園の紅葉5-4b.jpg
11. すこしずつライトアップ効果が見えてくる。前画像の下方に位置する木を撮っている。

30,11,10 逍遥園の紅葉5-7b.jpg
12. 建物の中にも灯りがともり、ライトアップらしさが強くなる。まだ16:30ころである。

30,11,10 逍遥園の紅葉5-8b.jpg
13.ほぼ同じ構図の17:00頃である。
かなり強いライトアップがあるにもかかわらず、前に立つ低木が鏡像の邪魔をしている。

30,11,10 逍遥園の紅葉5-9b.jpg
14.小さな木々ではあるが、それぞれがしっかりと自己主張している。

30,11,10 逍遥園の紅葉6-7b.jpg
15.まるで山火事のよう。ライトアップが始まったころは、灯りが弱すぎる、と思ったのだが、この時間帯にはかなり強すぎる。なかなか中庸は難しい。

30,11,10 逍遥園の紅葉6-9b.jpg
16.これなどは中庸に近いのかもしれない。

30,11,10 逍遥園の紅葉7-2b.jpg
17.鏡像ではなく、夜空を背景にした紅葉を撮ってみた。悪くない。

30,11,10 逍遥園の紅葉7-4b.jpg
18.かなり冷え込んできたので、後期高齢者の自身を思い出し、帰ることにした。
いや、実はカードが満杯になってしまったのだ。泣く泣く家路に着いたnikkinなので会った。





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湯の湖の紅葉 '18 [紅葉]

湯の湖の紅葉は毎年報告しているが、例年はあまり新しみの無い、マンネリ気味の画像になっていたことをお詫びしなければならない。
しかし、今年は違う。今年は自信を持って、「見てください」と呼びかけられる。

湯の湖は鏡のような水面を呈すことが多い。したがって鏡像が美しい。特にその鏡像が、幾何学的紋様になるときが最高である。乞ご期待。

30,10,08 小田代湖 ’18 5-4b.jpg
1. 10月8日、まだ紅葉は初期、霧が深い日だった。幻想的な鏡像の静けさと荘厳さを堪能していただきたい。

30,10,14湯の湖のオブジェと紅葉1-2b.jpg
2. 10月14日、この鏡像は、文字通り鏡を見ているような感覚である。
手前にある倒木のオブジェは、nikkinの観察できた15年間まったく変わらない。

30,10,14湯の湖のオブジェと紅葉1-4b'.jpg
3. 自然観察公園なので、倒木をよけたり動かしたりしてはならないのである。

30,10,14湯の湖の紅葉1-3b.jpg
4. 岸辺にできた鏡像。これからドラマが始まる。

30,10,14湯の湖の紅葉1-6'b.jpg
5. 雲の隙間から照らす朝日が、紅葉の
一部だけを浮き出させる。

30,10,14湯の湖の紅葉2-1b.jpg
6. 日陰と日向の対比が美しく、絶妙の幾何学的模様となっている。

30,10,14湯の湖の紅葉2-5b.jpg
7. これも、一部にだけ陽が当たるので美しい。全体が陽に照らされているときには撮らなかったかもしれない。

30,10,14湯の湖の紅葉2-6b.jpg
8. 静かな晩秋の鏡像。ヨーロッパ的な香りが漂う。

30,10,14湯の湖の紅葉2-7b.jpg
9. 前画像のすぐ右側にカメラを振った。カラマツの黄葉にはまだ少し早い。

30,10,14湯の湖の紅葉2-9b.jpg
10. 白い煙は湯けむり。湖水内に濁り湯の温泉水が噴出している。

30,10,14湯の湖の紅葉3-2b.jpg
11. 画像2,3と同じ場所の10日後である。オシドリのような美しい鳥の群れが、nikkinのためにポーズをとってくれた。

30,10,14湯の湖の紅葉3-8b.jpg
12. 赤色が支配する空間。黒が赤に助演している。
鏡像がややぼけている方が居心地がよい。

30,10,14湯の湖の紅葉3-9b.jpg
13. 少しカメラを引いた。言葉もなく、ただぼーっと眺めるだけ。
チコちゃん、ごめん。nikkinはぼうーっと眺めているのが好きなんだ…。

30,10,28 湯の湖の紅葉1-2b.jpg
14. 10月28日。色づいているのはカラマツだけ、と言っていいようだ。

30,10,28 湯の湖の紅葉1-3b.jpg
15. 雲の影が、いい助演をしてくれる。この山は温泉ヶ岳。

30,10,28 湯の湖の紅葉1-4b.jpg
16. 少し後にはこんな影になった。カメの首が長く伸びているようにも見える。
あるいは大きな鳥のくちばしか…。

30,10,28 湯の湖の紅葉1-5b.jpg
17. 今度はトナカイの頭か。あるいは湯の湖に棲むユノッキーか。

30,10,28 湯の湖の紅葉1-7b.jpg
18. またまた鏡像が美しい。左方は湖尻の橋である。名残のモミジがちょっぴり華やかさを演出してくれている。
紅葉が終わりかけている湯の湖の憂いを帯びた画像は、見るたびにnikkinを癒してくれる。


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湯滝の紅葉とけあらし [紅葉]

今年の奥日光の紅葉は外れ年だ、と思っていた。誰もがそう思っていた。
ところが、10月28日日曜日(たまたまこの日はnikkinの79回目の誕生日だった)に行ってみると、突然、ものすごくきれいになっていた。
何が起こったのだろう。誰にもわからない。とにかくきれいなのである。今まで目にしたことがないほどに。
この日はまず小田代原に行って霜の降りたカラマツを撮った。
ついで、湯の湖、湯滝に行ってみたら、なんとも形容しがたい美しさにただ唖然となってしまった。
今回の記事はとりあえず湯滝だけに限定してお伝えする。
紅葉の最盛期に気温が下がって、滝壺からけあらしが立ちあがることはときどきあった。しかし、nikkin個人に関しては、5年以上お目にかかっていなかった。
5年以上の期間を経て見る滝壺けあらしは格段の美しさだった。

30,10,14湯滝の紅葉1-1'b.jpg
1. これは 10月14日、すなわち2週間前の画像である。滝壺を上から覗き込んでいる。少量のけあらしが立っている。紅葉もいまいちの雰囲気である。

30,10,14湯滝の紅葉1-4b.jpg
2. 画像を引き寄せてみた。それなりに紅葉も美しく、けあらしも迫力を増している。しかし、次画像と比べてみると…。

30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし1-1b.jpg3

3. 同じ場所から覗き込んでいるのだが、スケールが違う。
けあらしが谷間を埋めている。明るい日差しの中でけあらしが躍っている。遠くの紅葉を隠すほどのけあらしである。



30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし1-2b.jpg
4. けあらしは、短い休憩時間(1~2分)を挟んで次から次へと現れる。
け嵐の向こう側に透けて見えるのは西戦場ヶ原。きれいな紅葉になっているのだが今はけあらしが邪魔で見えない。


30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし1-4b.jpg
5. 滝上には流木が1本引っかかっている。背景の形のよい山は社山。
西戦場ヶ原の紅葉が見えてきた。


30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし1-6b.jpg
6. 滝壺近辺の紅葉も立派なものである。大気が温まって、水温と空気温との差が小さくなるとけあらしは消える。もうすぐだと思われる。


30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし1-8b.jpg
7. 滝の途中の紅葉も美しい。遠くの紅葉はいま真っ盛りと思われる。

30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし2-2b.jpg
8. けあらしの先端が遠くの紅葉林に達している。低地には上昇気流がないので下がってくるらしい。遠くの紅葉は、黄金色だ。ということはカラマツだということ。

30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし2-7b.jpg
9. 最後と思われる上昇けあらし。

30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし3-2b.jpg
10. 縦長の画像にしてみた。滝には何段かの区切りがある。

30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし3-5b.jpg
11. 滝壺に降りて撮った。段々になっているのがわかる。
雨が多かったので水量はかなり多い。


30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし3-9b.jpg
12. 滝壺から上るけあらしはもう現れなかった。

30,10,28 湯滝の紅葉とけあらし4-2b.jpg
13. 滝壺の手前には、モミジではない紅葉の木が1本立っている。
けあらしが立っている間に滝壺に来たかった…。




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天上の紅葉 [紅葉]

金精峠は標高1800余り。条件の良い日にそこから見る紅葉は、雲の中にある。
まさに天上の紅葉とも言えそうだ。
赤、白、緑の山肌は、どんな憂鬱もたちまち洗い落してくれる極楽の風景である。

30,10,08 金精峠の紅葉1-1b.jpg
1. この日は雲が多く、紅葉樹林にも、明るい場所と陰りの場所とが入り混じっていた。紅葉を撮っているうちに、白い雲がどんどん降りてきた。まるでnikkinを歓迎しているような、サービス精神の旺盛な白雲だった。
碁盤目のコンクリートは、崖崩れの跡。

30,10,08 金精峠の紅葉1-2b.jpg
2. 紅葉樹林は、陰りが少ない方がいい。とはいえ、全体が明るいよりは、限られている方がありがたみが出る。そして雲は真っ白がいい。緑はカラマツかウラジロモミか。カラマツは間もなく黄葉期に入る。ウラジロモミはもちろん常緑樹である。

30,10,08 金精峠の紅葉1-4b.jpg
3. 雲は、あたかも焦らすように、濃くなったり薄くなったり。
紅葉樹林は雲を歓迎しているに違いないが、ただじっと待つ以外にない。

30,10,08 金精峠の紅葉1-7b.jpg
4. 雲が濃くなったところ。白い枯れ木はカラマツの幹が多いようだ。枯れ木の原因は、酸性雨とか鹿害とか言われているが真相は分からない。

30,10,08 金精峠の紅葉1-9b.jpg
5. 白い雲の向こう側の紅葉樹は、一様に白くなっている。
雲の白色は強い色なのだ。

30,10,08 金精峠の紅葉2-1b.jpg
6. 同じ構図を少し引き寄せた。雲が少し下方に移動した。
白い雲の存在感が増している。

30,10,08 金精峠の紅葉2-3b.jpg
7. 雲の背景が空になると、やはりまぶしさが邪魔になる。白色の強さが強調されているためである。紅葉も負けじとがんばっているのだが…。

30,10,08 金精峠の紅葉2-4b.jpg
8. 白、赤、緑に黒が参加すると、白と黒との戦いが前面に出てくる。
赤色は存在感を減じられている。アメリカと中国、2大国に挟まれた日本の現状の一画面かもしれない。

30,10,08 金精峠の紅葉2-5b.jpg
9. 白色が赤と黒とを圧倒し始めた。白はどの国だろう…。

30,10,08 金精峠の紅葉2-6b.jpg
10. 中央は金精山。
良い具合に雲がかかっているときに、突然雲の隙間から光が差し込んできた。
  ♪君知るやここに幸あり赤き斜面♪



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竜頭の滝の紅葉 [紅葉]

今年も奥日光の紅葉が竜頭の滝から始まった。
相変わらず豪華な紅葉尽くしであるが、毎年思うのだが、困ることがある。
茶店の展望台から見る紅葉と、店わきの橋の欄干から撮る紅葉と、
店裏やさらに上った位置に出る紅葉とが、かなり時期がずれるのである。
そのすべてを撮りたいと思えば、3週間近く通わなければならない。

30,10,08 竜頭の滝の紅葉1-2b.jpg
1. 10月8日 茶店の展望台から。真ん中の黒い岩石部が竜の頭で、頭の両側を滝が流れ落ちている。
向かって右の滝の紅葉が面白い。

30,10,08 竜頭の滝の紅葉1-4b.jpg
2. 大写しにするとこうなる。一枝だけが滝の正面に伸びていて、右下に他のモミジの塊がある。不思議な構成であるが、これには訳がある。

26,10,4 竜頭の滝の紅葉2-1'br.jpg
3.これは4年前の同じ部位の画像。画像右方は明らかに崖崩れの様相である。
崩れ残った数本のうち、1本の木が滝前面に赤い枝を伸ばしている。この小さな枝が4年間で画像2まで成長したのである。そしてこの画像では、4~5本の細い幹だけの部位に、今は紅葉が山のように茂っているのである。

30,10,08 竜頭の滝の紅葉1-6b.jpg
4. 縦長の大きな画像にしてみた。よくぞここまで成長してくれた。
今では竜頭の滝の紅葉の最大のチャームポイントになっている。

30,10,08 竜頭の滝の紅葉2-2'b.jpg
5. 向かって左滝である。お日様が当たっているときは、滝が光りすぎて画像に減点が付くが、曇りの日の方が数倍美しい。

30,10,08 竜頭の滝の紅葉3-6b.jpg
6. 茶店の右斜面を上って滝壺を覗きこんでいる。画像上方の紅葉がまだ幼い。

30,10,08 竜頭の滝の紅葉3-8b.jpg
7. 画像2で滝の正面に張り出していた枝である。この細い幹でこんな大きな赤い球形の塊を支えている。頭でっかちが心配の種である。

30,10,08 竜頭の滝の紅葉3-9b.jpg
8. 茶店脇の橋の欄干から撮った。紅葉が幼い部分も目立つ。

30,10,13竜頭の滝の紅葉1-2b.jpg
9. 10月13日。わずかに5日後である。最大のチャームポイントが落葉してしまっている。なんともはかない命ではある。

30,10,13竜頭の滝の紅葉1-4b.jpg
10. 欄干の下に這いつくばって撮った。この紅葉も5日前にはなかった。
この画像も、晴天下では減点を免れれない。

30,10,13竜頭の滝の紅葉1-5b.jpg
11. 少し対象を引き寄せた。まだ緑色のモミジが可愛い。

30,10,13竜頭の滝の紅葉2-3b.jpg
12. これは欄干によじ登って撮った。赤が少なめである。

30,10,13竜頭の滝の紅葉2-4b.jpg
13. これは赤が満載である。風が強く、風の通り道のモミジの葉が激しく動いている。

30,10,13竜頭の滝の紅葉2-6b.jpg
14. これでもか、これでもかと赤い軍団を呼び込み、滝の白さを強調してみた。
画像6と同じ場所であるが、上方の赤色軍団が5日前とは大違いである。



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小田代湖と草紅葉 [風景]

7年ぶりに 小田代湖が出現した。
10月8日朝、05:30の低公害バスで小田代原に到着すると、
すでに木道上は三脚を開く場所もない状態。
およそ300人は居ただろうか。7年ぶりの再会だから、誰もがそわそわして、もっと早いバスで来て、よいシャッターポイントを確保していたのである。

人のいない場所を見つけてほっとすると、そこは木や背の高い草などが邪魔をして、よいカメラアングルが得られないところだけだった。
少し詰めていただいて、ようやく一人分のスペースを確保できた。

30,10,08 小田代湖 ’18 1-1b.jpg
1. 小田代湖の規模は小さく、湖というよりは池の方がふさわしい感じだが、とにもかくにも、会えてうれしいこの水面から昇る朝霧、けあらしである。カモたちも喜んでいた。

30,10,08 小田代湖 ’18 1-5b.jpg
2. 木道上はカメラマンと観光客であふれている。列の向こう端は朝霧の中に消えてゆく。手前の空いているところは、見たとおり、ズミの木が数本並んでいて、思うようなアングルが得られないのだ。

30,10,08 小田代湖 ’18 1-7b.jpg
3. 左端の霧の中に、かすんだ貴婦人が見えている。
小田代湖は水が浅く、あと数日もつかもたないか…。
手前の湿地の草が赤色を呈している。見ごろをわずかに過ぎた、有名な小田代原の草紅葉である。タイミング良く、両者のコラボをカメラに収めることができる。

30,10,08 小田代湖 ’18 1-9b.jpg
4. 霧は濃くなったり薄くなったり。そのたびに貴婦人も顔を出したり隠したり。
300名のご機嫌伺いが来ている手前、出ずっぱりで笑顔を見せたいのだが、自然現象には、貴婦人たりとも逆らえない。

30,10,08 小田代湖 ’18 2-2b.jpg
5. この時間帯にこれほど赤いのだから、陽が昇ったらかなり美しいはずである。貴婦人も待ち遠しそうな顔をしておられる。このところ、週末になると大きな台風が来て、貴婦人もカメラマンたちも、ストレスが溜まっていた。今日こそは…。

30,10,08 小田代湖 ’18 4-2b.jpg
6. 小田代湖と言えば貴婦人の映り込みが写り込みが伴わなければならない。写り込みのない小田代湖はありがたさが半減する。しかし、貴婦人と水面とがやや離れていいるため、完璧な写り込みは望めない。

30,10,08 小田代湖 ’18 4-3b.jpg
7. 貴婦人の美しい白いボディーラインが写らないのである。
なにもかも望み通りに行くはずもなく、これくらいで納得して帰り、昼ごろまた来よう。

30,10,08 小田代湖 ’18 4-5b.jpg
8. ここでは一応全身の写り込みが得られるのだが、曇り空ではやはり物足りない。お昼の再会でなんとか…。

30,10,08 小田代湖 ’18 4-6b.jpg
9. 前画像を縦長にトリミングして見たが、曇り空は曇り空。貴婦人のボディーラインがぼやけている。

30,10,08 小田代湖と草紅葉1-1b.jpg
10. 正午過ぎ、再訪問した。見よ、この草紅葉の美しさ。お日様の明るさ。
そして写り込みは…。

30,10,08 小田代湖と草紅葉1-2b.jpg
11. この場所では貴婦人から離れ過ぎている。朝撮った、貴婦人に近い水面のところに行こう。絶対にいい写り込みが撮れるはずだ…。

30,10,08 小田代湖と草紅葉1-3b.jpg
12. それにしてもこの草紅葉は美しい。青い水面がアクセントをつけてくれて、草紅葉を引き立てている。
おいおい、長口上はやめて、早く貴婦人の写り込みを…。

30,10,08 小田代湖と草紅葉1-7b.jpg
13. ここは違うだろう。画像8と9の場所の写り込みを早く早く…。

30,10,08 小田代湖と草紅葉1-8b.jpg
14. その前にこちらの 小田代湖、草紅葉、そして男体山のこの美しい画像をお楽しみください。
何だ、何か不都合な真実を見せたがらないのか? 悪い予感がするなあ。

30,10,08 小田代湖と草紅葉1-9b.jpg
15. またこの画像! ここは違うのだ! ええい、まだるっこい。

30,10,08 小田代湖と草紅葉2-4b.jpg
16. そうです。ここが画像8のシャッターポイントです。背景の山肌の紅葉がきれいで申し分ない。しかしながら、貴婦人の写り込みがどこかおかしい。何が起こったのだろう。そうです。風が強かったのです。さざ波が立って、写り込みが消されてしまったのです。これが不都合な真実だったのです。

30,10,08 小田代湖と草紅葉2-8b.jpg
17. さざ波はほぼ湖面全体に広がり、待っても待っても写り込みは戻って来ませんでしたとさ。

30,10,08 小田代湖と草紅葉3-1b.jpg
18. これが最善、最高、最大の写り込み。お日様も陰り気味で、草紅葉も美しさを減じている。自然現象には勝てず、泣く泣く戻って来たのでした。

30,10,08 小田代湖と草紅葉3-8b.jpg
19. 草紅葉の中の緑色の草。濃い赤色、というか黒っぽい赤色というか、小田代原の草紅葉の主役を演じるこの植物は、灌木のホザキシモツケ。草ではなく木である。
なに、御託を並べる暇があったらさっさと消えろ? 分かりました、ご機嫌斜めの理由も分かります。消えます、消えます。

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怒りの入道雲 [風景]

8月26日、満月が予定されていた。
ススキと満月のコラボを撮ろうと出かけたら、真東に、まるで満月を邪魔するかのように、大きな入道雲が立ちふさがっていた。
しかもその入道雲が、見たこともないような美しさだったのである。

30,8,26怒れる入道雲1-2b.jpg
1. 西ぞらには陽が沈みかけていた。
その最後のきらめきが入道雲を照らしていた。何と美しい入道雲だろう。
雲の遠近による色彩の差。日向と日陰、さらには明るい雲によってできた日陰などが複雑に色を調合している。空の暗青色、明るい赤系の色、近い雲を透して見た赤系の色、灰色系の雲、そして真っ黒の雲…。

30,8,26怒れる入道雲1-5b.jpg
2. 2個の球形に近い雲が輝いている。
中央の黄色系の色は夕日に照らされたのかもしれないが、
左上のピンク系の光は、入道雲の内部に光源があるようにしか見えない。

30,8,26怒れる入道雲1-7b.jpg
3. この状態がしばらく続いた。この画像では、両方の球形雲が、内部から光っているように見える。

30,8,26怒れる入道雲2-1b.jpg
4. この画面では、その印象が強まっている。なぜだ、なぜ入道雲が内部から光るのだ。

30,8,26怒れる入道雲2-5b.jpg
5. 雲の形は少しずつ変わってきているが、内部から光っている印象は変わらない。もう陽は山の陰に沈んでしまっているので、この赤系の光は、間違いなく入道雲の中からのものである。
入道雲が怒っている。頭から湯気を放って怒っているのだ。

30,8,26怒れる入道雲2-8b.jpg
6. 少し離れた位置の雲を撮った。
さてこれは夕日の反射か、内部からの発光か。
これも内部発光とした方が納得しやすい。なぜなら、他どの雲にも、光の反射らしきものは皆無なのだから。

30,8,26怒れる入道雲2-9b.jpg
7. ようやく雲がおとなしくなった。怒りが収まったかのようだが…。

30,8,26怒れる入道雲3-1b.jpg
8. ところがどっこい。小さな稲妻がひっきりなしに出ては消える。

30,8,26怒れる入道雲3-3b.jpg
9. しかもほとんどの稲妻が、入道雲の、今光っている近辺に集中して現れる。

30,8,26怒れる入道雲3-4b.jpg
10. 先ほどの球形の内部でも同じ現象が起こっていたに違いない。
入道雲の内部で、稲妻の発生しやすい条件が出来上がって、しばらく内部で光ってエネルギーを発散して終わる。次に同じ現象が離れた位置でまた起こるのであろう。

30,8,26怒れる入道雲3-5b.jpg
11. さらに時間が経過した。こんな状態がしばらく続いて次第に落ち着いていったのである。

さて、この一連の入道雲と稲妻のドラマ。何が起こったのか、
どう解釈すればいいのか、門外漢のnikkinには五里霧中に近い天然現象である。
ただ一つ間違いなく言えるのは、nikkinにとって千載一遇に近いチャンスだったことである。二度とお目にかかれない、鳥肌立ちのチャンスだったのに、技術の未熟さから、肉眼で得た感動の万分の一さえも、読者諸氏にお伝えできないことが残念でたまらない。





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シモツケコウホネ '18 [花]

シモツケコウホネは、栃木県の日光市と大田原市のみに自生する、コウホネ類の新種である。平成6年6月30日に発見されて、研究の結果新種のコウホネであることが分かり、シモツケコウホネと命名された。
すぐにこの「新種コウホネを守る会」が結成されたが、なかなか思うような成果が得られず、一時は株数の減少が止まらず、その原因が分からず、苦闘が続いた。
地球温暖化による水温の上昇が原因の一つと解明され、今は勢いを取り戻している。

30,8,19シモツケコウホネ1-1b.jpg
1. 田んぼわきの農業用水路である。ここだけで15個を上回る花が咲いている。
nikkinが数年前に行った時の3倍ほどの花数である。

30,8,19シモツケコウホネ1-2b.jpg
2. 黄色い5弁の花が咲いている。右方の水中には、根茎の一部が見えている。
この白っぽい根茎が骨のように見えたことからコウホネ(河骨)の名が付いた。

30,8,19シモツケコウホネ1-3b.jpg
3. おしべが力強い整列を示している。花茎の太さが印象的である。この場の流れもかなり速いことから分かるように、花茎は水流に耐えられるよう太くなっているらしい。

30,8,19シモツケコウホネ1-5b.jpg
4. ワカメのような葉と菖蒲のような葉とが入り混じっている。ワカメに似たのがコウホネの葉である。この葉が100%水面下にあることがこの種の新種たる由縁である。それにしても葉の密度がすごい。根茎をすっかり覆い隠している。

30,8,19シモツケコウホネ1-6b.jpg
5. 散歩に連れられて来た飼い犬。ね、nikkinさん、この花のどこが魅力的なの。僕には退屈で…。コウホネよりも骨片の方が好きだなあ。

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6. 珍しいトンボがこの辺りに住み着いている。ここでシモツケコウホねを撮りに来ると必ず出会える。クロイトトンボなら翅が透明でなければならない。翅が黒いのはクロバネトンボ。止まり方が変わっている。トンボ類は通常4枚の翅を水平に開いて止まるが、クロバネトンボ翅を垂直面で合わせて止まる。蝶類と同じである。

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7. 翅の黒さはとても魅力的なのだが、蝶を真似たトンボ。
変なトンボもいるものである。

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8. これは翅を水平に開いているように見えるが、飛び立つ瞬間だからだまされてはいけない。根トンボはシモツケコウホネの蜜が好きなのだろうか。

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9. もう一度このワカメのような、軍隊のような、葉っぱの壮観をお伝えしたい。


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10. コウホネは5弁なのだがこれは4弁に見える。

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11. 
この花も4弁か。どちらでもよいのか?
ワカメのような葉を1枚折り返して菖蒲の葉の上に載せた。
葉っぱはこれ以上折り返すことができない。水底で根茎が葉っぱを引き戻している。葉が水面上に出ないよう、規律正しくしつけているのである。



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日光連山とヒマワリ [花風景]

日光連山とひまわり畑とが一つの画面に同居する、という条件を満たす場所は、nikkinの知る限りではここしかない。どなたか、他にご存知の方は、ぜひお教えいただきたい。
簡単な条件を満たすだけで良いのに、それがない。
この場所を知ったのも今年初めてという耳の遠さをお詫び申し上げるとともに、どうぞこのブログにいろんな情報をお寄せいただきたく、よろしくお願い申し上げます。

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1. 一応連山の揃い踏みは見られるものの、男体山は杉林の陰になり、ヒマワリも花が少なく、葉っぱばかりが目立つ。

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2. この畑は、花が多いが、連山のかなりの部分を杉林が隠している。
日光地区にはこのような杉林が多く、風景写真を撮るときにはかなり露骨に邪魔をしてくれる。

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3. なんとか男体山を口説き落として写真に入っていただいたが、この場所はひまわり畑のはずれになってしまう。

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4. 連山をあきらめて、男体山だけを入れるならば、かなりいい写真が撮れるが、民家や工場の櫓なども入ってしまう。
ここのヒマワリは、
ハイブリッドサンフラワーといい、先ほどの花の少ないヒマワリとは別種である。

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5. この
畑は道路に接しているので、電柱がどうにも邪魔でならない。電線が男体山の頂を横切るという醜態では、カメラマン失格と言えよう。

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6. 電柱と電線と民家を消し去ることができれば、かなりの画像になると思われるが…。

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7. ヒマワリが「申し訳ない」と頭を下げている。いやいや、君たちが悪いのではない。

自然界には意のままにならないことばかりだから…。

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8. たくさんのヒマワリ君たちの笑顔には、本当に癒される。ありがとうよ。

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9. なんとか連山一家に勢ぞろいしてもらったが、電柱たちがいけずを続けている。

このの持ち主は、条件が悪いのを承知で、それでも皆さんに喜んでいただきたくて、ここにヒマワリ栽培を始めたのである。彼の地所で、好条件のところは無いのである。ありがとう、Aさん。

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10. ヒマワリと連山を撮る好条件の場所に土地を持っておられる方も沢山いらっしゃると思われるが、ご勇断を頂ければ、無上の喜びである。

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11. クマンバチが1匹。何、電柱、電線、民家などが邪魔だって? 都合のいいことばかり並べるんじゃないよ。平和でおいしい蜜が沢山ある。それで十分じゃあねのかい?

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12. 
はいはい、クマンバチさん。その通りです。反省しています。

逆光のヒマワリもけっこう美しい。最高の美景をありがとうございました。

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アサギマダラ [虫]

最近奥日光で見つかった1匹のアサギマダラが、沖縄で翅に書き込みをされた蝶だと分かり新聞にも載った。東南アジアまで移動するとも言われるアサギマダラであるが、沖縄でも話題になるのである。
奥日光には、アサギマダラが好む花ヒヨドリバナが沢山咲いている。一見フジバカマにも似ているので、最初に見た時は不覚にも、興奮してしまった。

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2. アサギマダラ(浅葱斑)のアサギというのは青緑色の旧称だとか。なるほど、翅の色が青緑である。この花がヒヨドリバナであり、ヒヨドリバナにはヨツバヒヨドリとミツバヒヨドリの2種があるが、奥日光では両者が混在しており、花は私には区別がつかない。

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3. 青緑色も美しいが、翅の外側を彩る赤系の色も美しい。
ヒヨドリバナはもうすぐ萎れそうな時期でもある。アサギマダラは秋に南へ向けて2.000キロもの旅に出なければならない定めを負う。栄養を蓄えたいと、必死である。


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4. 海の国境を渡る蝶は世界でこの1種類しか居ないという。しかもこの美形。
さらには、人間を怖がらないので、捉えやすく、捉えて採取地の名前と月日を書いて放すことができる。だから海を渡ることが確認されるのである。


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5. 虹色の背景で撮ってあげると、蝶も喜ぶ。カメラマンも喜ぶ。
この蝶を撮るたびに、翅に文字が書いてないか注意して、期待を込めて探すのだが、まだ出会っていない。


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6. アサギマダラの見られる花畑は、旧日光プリンスホテルスキー場跡地である。ヒヨドリバナとオオハンゴンソウが混在している。他のチョウたちも集まるが、ヒヨドリバナよりもオオハンゴンソウを目当てにやってくる。

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7. この翅の模様の、青緑色の透き通った生地に文字を書くらしい。どんなペンを使うのか、私には知識がない。

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8. 春から夏にかけて、東南アジアの島々から旅立ち、日本列島を目指す。花の蜜を吸いながら、その栄養を消費しながら旅を続けるらしいが、何を目的に旅をするのかはわかっていない。


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9. 秋になるとまた南へ帰って、越冬する。
台風に打ちのめされたり、押し戻されたりもするだろう。
鳥に食べられたり…、これは無いらしい。捕食者をしびれさせる毒を持っているらしい。


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10. このかよわい蝶が、世界でも他に例を見ない、命をかけた長旅をする宿命を背負っている。神様は、どんな理由でこの蝶にこんな過酷な宿命を授けたのだろう。

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11. 体にある多数の白い斑点。これもなかなか珍しい模様である。
アサギマダラちゃん。君たちが訪れてくれるから、われわれカメラ愛好家は楽しい時間を共有できる。でも君たちの生態についてもっと多くを知ることができたら、その喜びは十倍にも二十倍にもおおきくなるのに。
謎多き美形に、これからも長く癒されたい。よろしくお願いいたします。




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