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銀世界の紅葉 [紅葉]

日光地区は11月24日に大雪が降った。
翌朝は晴天。街の屋根々々は軒を並べて雪布団に覆われた。
雪布団の隙間のあちこちに、やや見ごろを外れた紅葉の木々が
三々五々に立ち、これまた雪のレースに覆われていた。
めったに
お目にかかれない、千載一遇の名場面をぜひご覧頂きたい。

28,11,25 連山の雪、巷の紅葉1-1b.jpg
1. 11月25日 07:53 連山も屋根屋根も完全に銀衣装である。
中央左の遅い紅葉樹はわずかに雪を被り、薄いレースで蔽われているように見える。
杉の木々は厚手のレースで蔽われている。

28,11,25 連山の雪、巷の紅葉1-2b.jpg
2. 07:53 少し引き寄せてみた。何とも珍しい、貴重な画像である。
道路には雪がないが、屋根屋根にはふんだんに雪が残っている。地熱の無い屋根のおかげで、こんな素晴らしい銀世界が広がったのである。

28,11,25 連山の雪、巷の紅葉1-3b.jpg
3. 09:01 1時間後、少しだけアングルの変わる建物から撮った。
紅葉樹のレースは消えている。連山や杉の木の銀衣装にはあまり変化がない。
赤い木々は太陽光を多く吸収するのだろうか。

28,11,25 連山の雪、巷の紅葉1-4b.jpg
4. 09:01 女峯山と紅葉樹と白い屋根と。これで見おさめの光景である。
次は何年後か、あるいはもう来ないチャンスか。

28,11,28 冠雪連山と紅葉1-b'.jpg
5. 11月28日 3日後、連山の雪は頂を残して全部消えた。屋根も本来の賑やかな色を取り戻した。

28,11,28 冠雪連山と紅葉1-4-1b.jpg
6. 28日 連山の頂にくっついている雲たちは、山肌から立ち上った霧が変形してできたものである。いわゆる笠雲も、すべて山が自分で発生させた霧を雲に変えて、自分で被っているのである。

28,11,28 冠雪連山と紅葉1-5b.jpg
7. 28日 前画像の大きな雲が蒸発して消えようとしている。風がほとんどないことが分かる。

今回は少ない画像で申し訳ないが、未来永劫お目にかかれないかもしれない画像である。私にとっても、貴重な、絶対に失いたくない画像である。

「銀世界、モミジは赤き顔隠し」  nikkin





杉の木の赤い花 [紅葉]

杉の木の花といえばすぐに連想されるのが花粉症である。
しかしこの時期の杉の花は、人類に対して悪さはしない。
それどころか、この世のものとは思われない美しさで、
われわれの身も心も癒してくれる。

28,11,19 杉の木のモミジ1-1b.jpg
1. 11月19日、朝からの雨が午後になってやんだ。
何かいい被写体があるに違いない、と杉並木公園へ出かけた。
早速目に留まったのがこれである。杉の枝に咲く真っ赤な花である。

28,11,19 杉の木のモミジ1-3b.jpg
2. 濃い緑と赤い花の組み合わせ。まさにクリスマスカラーである。
こんな光景はかつて見たことがない。
なぜ今年だけこんな花が咲くのだろう。

28,11,19 杉の木のモミジ1-6b.jpg
3. この花がモミジの落ち葉であることは一目でわかる。
すぐ隣に紅葉真っ盛りのモミジの木が接している。
しかし、杉の枝に引っかかった
モミジの落ち葉は見たことがなかったのである。
なぜ今年だけ…。

28,11,20 杉の木の赤い花1-1b.jpg
4. モミジの枝と杉の枝との位置関係はこのような具合だった。
なるほど、これならば赤い落ち葉が緑の枝に引っかかってもおかしくはない。
でも、なぜ今までは見かけなかったのだろう。

28,11,20 杉の木の赤い花1-2b.jpg
5. こんなにうるさいほどの近い距離にある2本の木が、なぜ今まで落ち葉の交歓をわれわれに見せてくれなかったのだろう。
目が節穴だったことは十分考えられるが…。

28,11,20 杉の木の赤い花1-3b.jpg
6. その理由は、nikkinの想像ではあるが、難しいことではなかった。

28,11,20 杉の木の赤い花1-4b.jpg
7. 今までもこのような場面はなかったはずはない。しかし、もっと小さい規模で、もっと短時間限定で行われたに違いない。

28,11,20 杉の木の赤い花1-6b.jpg
8. 今年の条件として運よく同席したのが午前中の雨だった。
雨が接着剤となって落ち葉を離さなかった、と考えられる。

28,11,20 杉の木の赤い花1-9b.jpg
9. 好天の中でモミジの葉が、杉の枝に安定した座席を見つけることは難しかっただろう。たとえ見つけても、風が吹くとすぐに飛んでしまっただろう。雨の接着力は、少々の風には抵抗できたと考えられる。
この美しい花は翌朝も変化なしだった。左方に朝の光がさしている。

28,11,20 杉の木の赤い花2-1b.jpg
10. ということで問題解決、と私は思っている。
しかし、何か見落としている、あるいは何か勘違いしていることがあるやもしれない。読者諸氏のご指摘を仰ぎたい。

28,11,20 杉の木の赤い花2-2b.jpg
11. それにしてもこのクリスマス飾りは、今の季節にピッタリで、心を暖かくしてくれる。日々の苦労も疲れもすっ飛んだ気がする。
朝の光が少々邪魔気味だが、贅沢は言えない。

28,11,19 散ったモミジ2-4b.jpg
12. これは当事者のモミジの木からの落ち葉である。
杉だけではなく、アジサイにも花を咲かせている。一人二役も三役も演じている。ご苦労さんと、声をかけたい。

28,11,19 散ったモミジ2-8b.jpg
13. もうモミジの葉はほぼ落ち切った状態である。雨が落ち葉をせかしたのであろう。

28,11,20 散ったモミジ1-3b.jpg
14. 12月20日、全体像を撮った。左奥で杉の木と接している。
今年のシーズンは頑張ってくれたね。また来年もよろしく頼むよ。

28,11,20 散ったモミジ6-5b.jpg
15. また別の地点でも、落ち葉は、名も知らぬ灌木の枝に花を咲かせていた。

「落ち葉散る下に振り袖乙女座す」   nikkin



散ってなお輝き 1.水辺 [紅葉]

紅葉は、散ってからも感動をもたらしてくれることがある。
そんな場合の条件は厳しくなるが、厳しい分、出会えた感動は大きい。
今回は水辺に落ちた紅葉の美しさを特集したい。

28,11,19 散ったモミジ1-2b.jpg
1. これは赤鬼の落ち葉である。大きな敷石が並んでおり、その上に落ちたモミジは風に吹かれて周辺に滑り落ちるが、運よく石の上に残った数枚の葉の美しさに思わずシャッターを切ったのである。

28,11,20 散ったモミジ1-1b.jpg
2. 同じく赤鬼の周辺。前画像と同じように、石の黒さがモミジの美しさを引き出している。見えてはいないが、手前に水路がある。

28,11,19 散ったモミジ3-2b.jpg
3. ここは少し離れた民家脇の路側水路である。水路の底に敷石が並べられ、水路の上方に数本の大きなモミジの木が覆い被さっている。
落ちた葉は、流されるか運よく石にしがみついていられるか…。

28,11,19 散ったモミジ3-6b.jpg
4. これは前画像と同じ石である。運の良いことにこの石には苔が密集し、しかも雨あがりだったので、しがみつきやすかった。おかげでnikkinの目に留まったのだ。

28,11,19 散ったモミジ3-9b.jpg
5. 見よ、この飾り段を。苔の付いていない石でも、雨のおかげでしがみつきやすかった。何とも豪華な飾り段が出現したというわけだ。

28,11,19 散ったモミジ4-4b.jpg
6. 丸い緑苔にモミジが群がっている。イケメンに群がる女子組のようでもある。

28,11,19 散ったモミジ4-5b.jpg
7. 水路の底の敷き石が、時々盛り上げた工事になっている。何ともしゃれっ気の多い家主である。一度一緒に杯を傾けたいものだ。

28,11,19 散ったモミジ5-4'b.jpg
8. 水路を一望できるアングルにした。
なんでもないような顔をして、なんでそんなに感動するの?と言いたいような顔をして。自分の美しさに気付いていないところが憎い…。

28,11,20 散ったモミジ2-1b.jpg
9. また6番と同じ石であるが、撮影は翌日である。モミジの配置がかなり異なっている。

28,11,20 散ったモミジ2-3b.jpg
10. スローシャッターにして流れを強調して見た。スローシャッターも、知識と技術が伴わなければ、こんな結果に終わってしまう。

28,11,20 散ったモミジ3-1b.jpg
11. またこの石である。またしてもスローシャッター効果が出ていない。

28,11,20 散ったモミジ3-2b.jpg
12. 狙い通りのスローシャッター効果が出た。
ナマコに張りついたモミジのようだ。削がして捨てたい枯葉が2枚…。

28,11,20 散ったモミジ3-9b.jpg
13. 一度は水に流されたモミジ葉が、沈んで水底に溜まって居る。
見なれない光景であるが、nikkinとしては歓迎である。

28,11,20 散ったモミジ4-1b.jpg
14. 「一度は水に流されたけど、踏ん張りどころが見つかったから、頑張ったんだ。nikkinさんに逢いたかったから、必死に川底の凹凸にしがみついたんだよ」
ありがとうよモミジ葉君たち。君たちに会えたこと、ずっとずっと忘れないよ。
岸から垂れる赤い実の灌木。水の中と外で、競争しているのだろうか。

28,11,20 散ったモミジ4-2b.jpg
15. これもスローシャッター効果がよく出ている。会心の一品?

28,11,20 散ったモミジ4-4b.jpg
16. 画像12と同じ対象であるが、撮影時間帯に15分ほどのずれがある。
こちらの方がnikkinの好みに合う。この枯葉ならば削がして捨てたくはならない。
左方の薄いピンクは、流れに沈んだモミジ葉。

28,11,20 散ったモミジ4-5b.jpg
17. このスローシャッターも面白い。水底にはたくさんの葉が沈んでいる。

28,11,20 散ったモミジ4-6b.jpg
18. 苔の多い石の上。やはりスローシャッターである。
ちょっとマンネリ気味か…。

28,11,20 散ったモミジ4-7b.jpg
19. 流れを染める赤い染料は?
水路の上に張りだした紅葉が朝日に照らされてスローシャッターの流れに映っているのである。全く期待していなかった飛び入り参加者に、感謝である。

28,11,20 散ったモミジ5-7b.jpg
20. アングルを広くしてみると、遠くは金色、近くは赤色になった。
まるで流れる落葉が赤色を出しているような…。
自然の匠(たくみ)は不可思議そのものである。

この水路を撮るようになって7年ほどたつが、こんな画像を撮れたのは初めての経験。
来年はどうなることやら。

「流れ来る赤いワインに酔い痴れぬ」  nikkin


モミジに初雪 [紅葉]

11月24日、夜半から雪が降る予報だった。
目覚ましをかけて5時半に起きると雨! 待っても待っても雨…。
勤務時間が迫る頃、ようやく雪に変わった。遅いんだよ、もう…。

nikkinは粘り強さを発揮した。
勤務先周辺の庭木のモミジに狙いを定めた。
勤務時間中の空き時間を利用して撮りまくった。
建物に近接する植物の紅葉は、広い外界よりも幾分遅れていた。
他では散り終わったモミジがここでは最盛期だったのである。
まだnikkinにも運が残っていたのである。
日ごろ心がけのよくないnikkinには、望外の幸運だった。

さらに、翌朝は晴天だった。雪はまだ十分に残っていた。
早起きして杉並木公園を撮りまくった。
ほとんどのモミジの木は散ってしまっていたが、
何しろ個体数が多い。他とは歩調を合わせない個体も多かった。
ここでもnikkinの幸運はまだ残っていた。

28,11,24初雪とモミジ1-1b.jpg
1. 11月24日 勤務先近辺で撮ったもの。
降り積もったばかりの柔らかい雪が、モミジの赤色と対比して、優雅な雰囲気を醸し出している。背景の白壁がちょっと邪魔だったが…。


28,11,24初雪とモミジ1-4b.jpg
2. 雪が降りしきっている様子が、わずかに画像から感じ取れる。

28,11,24初雪とモミジ3-7b.jpg
3. 少し時間が経っている。雪が解けた跡も見られる。

28,11,24初雪とモミジ5-9b.jpg
4. 雪がみぞれに変わって居り、モミジの上の雪を溶かしている。

28,11,24初雪とモミジ6-b.jpg
5. 赤いモミジと黄色いモミジとがとなり同士で雑居している。
背景の暗さと白い雪のおかげで、「あでやか」と言う表現を思い起こした。

28,11,25 モミジに雪1-2b.jpg
6. 11月25日 ここからは杉並木公園のモミジの画像である。
早朝の暗さが紅白の共演を引き立てている。

28,11,25 モミジに雪2-6b.jpg
7. デジカメの特徴で、日陰の白が青色を帯びる。
これもまた一興。私は気に入っている。

28,11,25 モミジに雪3-1b.jpg
8. 背景の右奥に、重たく積もった雪を支えているモミジが見える。
そろそろ朝日が差し込み始めた。
厳格に言えば、逆光の撮影条件なのだが、それを感じさせない何かがある。

28,11,25 モミジに雪3-3b.jpg
9. 油絵を見るような色彩美である。5~6本のモミジの木が、それぞれの個性あふれる紅葉と、異なる段階の
落葉を見せている。

28,11,25 モミジに雪3-4b.jpg
10. 絵葉書に見られるような構図である。
晩秋の愁いも感じられるが、これはこれで己の役割を心得ている。

28,11,25 モミジに雪2-4b.jpg
11.黄葉した蔓性の植物の枝先が、雪を被るモミジの枝先にくっついて離れない。
風に吹かれて接着したのだろうが、いつくっついたのだろう。
直前の雨の日に凍りついたのか、雪の夜に凍りついたのか? 
雪の夜には風がなかった…。

28,11,25 モミジに雪3-5b.jpg
12. 雪が降りやんでから散った葉であろう。かろうじて撮影に間に合った。

28,11,25 モミジに雪3-6b.jpg
13. これも黄色い葉の落葉。一度にドカッと落葉したらしい。

28,11,25 モミジに雪4-8b.jpg
14. 紅葉に積もった雪と、地面のアジサイに積もった雪と。逆光で撮った。

28,11,25 モミジに雪5-1b.jpg
15. 主役の紅葉に敬意を表して撮った。逆光の効果がよく出ている。もちろん露出補正をしっかりと行っている。

28,11,25 モミジに雪5-2b.jpg
16. 同じ被写体を順光で撮った。逆光との競争では、どちらが勝った?

28,11,25 雪華とモミジ1-1b.jpg
17. 枝もたわわに積もった雪の奥の方に、「主役は私たちよ」とばかり張りきってポーズをとる女子グループがいた。枝の奥の葉は、遅れて落葉するのである。

28,11,25 雪華とモミジ1-3b.jpg
18. 重たい雪の下で、「どう、私きれい?」とはしゃいでいる紅葉たち。
逆光の中で、炎のように輝いている。
もちろん、君たちが最高だよ。美しすぎる。
目の保養をさせていただき、本当にありがとう。

「初雪や赤き炎と夢路行く」  nikkin






美しき赤鬼 [紅葉]

日光杉並木公園の一角、重連水車に隣接して、1本の大きなモミジの木がある。ここ数年、その木を集中的に追いかけた私は、昇る朝日を受けて赤く輝くその木の姿に、赤鬼のイメージを重ねている。

この赤鬼は小さな水路に面して立っている。水面に作られる鏡像は、信じられない迫力でカメラマンを威圧し、カメラマンは恐れおののきながらシャッターに釘づけになる。

この大きな木が一斉に落葉する時、流れが弱い年には、
大量の落ち葉がその重さで水底に堆積し、流れをせき止めるほどになる。水は遠慮しながら、落ち葉の小山を迂回して、鬼と目を合わせることも無く逃げてゆく。
今年は残念ながら流れが勝ってしまって面白みがなかったのだが、昨年は落ち葉軍の圧勝に終わった。その画像を再掲する。


この赤鬼をシーズンの初めから終わりまで継続して撮影すると、栄枯盛衰の物語となる。天をも威圧する体格と赤さを誇る最盛期と、痩せさらばえて人目を避けるような衰退期との比較は、この世の無常を思い知らせる。

28,11,05 1本のモミジの木1-7b.jpg
1. 11月5日。すでに1週間近く前から紅葉を始めており、葉の7割近くが紅葉期に達している。中心部の一点に、もっとも明るい赤色の熾(お)き火が灯っている。

水車には「水車故障」の張り紙が張られている。そう、この水車はもう3年も動いていない。
この水車のための水路が赤鬼の左下を流れているのである。

28,11,05 1本のモミジの木2-9b.jpg
2. 他のアングルで撮ると、モミジの気性の荒々しさが読み取れる。

28,11,05 1本のモミジの木4-4b.jpg
3. 木の幹に寄り添って立つと、赤鬼のイメージが強くなる。
少しうつ気味の鬼かもしれない。
黒く見える葉っぱの塊はまだ緑色で、光の透過性が低い。

28.11.07 1本のモミジの木2-3'b.jpg
4. 11月7日。青空を背景にして撮る。
肉眼では気付きにくいが、紅葉の集団が球形に近い形で散在している。

28.11.07 1本のモミジの木1-1b.jpg
5. ほぼ最盛期に近い紅葉である。
朝日が左側から当たるので、右側に緑色の葉の集団が見える。
赤鬼は泰然自若。「俺様の目の黒い間は、ここら一帯は俺が仕切る。誰一人も悶着を起こさせない」

28,11,08 一本のモミジの木2-8b.jpg
6. 11月8日。ほぼ最盛期の赤鬼のイメージを確認していただこう。
木全体が火を吐いているかのようだ。「俺様」に逆らえる人なぞ誰も居ない。

28,11,09 一本のモミジの木1-5b.jpg
7. 11月9日。流れに映る紅葉である。水の中で火が燃えている感じさえする。
水中で待ち伏せして、獲物に襲い掛からんとする赤い妖怪そのものである。

28,11,09 一本のモミジの木2-1b.jpg
8. 逆方向の橋(下図に見えている)から撮影した。赤鬼のほぼ全容が映っているが、カメラアングルが180度違うせいか、前画像ほどの恐ろしさはない。。
上方に垂れている一枝は、もちろん赤鬼の手である。

28,11,12 1本のモミジ1-7''b.jpg
9. 11月12日。葉が落ちて光が奥まで届くので、鏡像がおどろおどろしくなった。
闇の帝王のようにも見えるが、意外と気の優しい赤鬼で、水から飛びだして人を怖がらせることはしない。
それにしても、こんな光景を誰も気づかずに通り過ぎるのが信じられない。

28,11,13 1本のモミジの木3-2b.jpg
10. 11月13日。葉が落ちるに従って、鏡像の威圧感も減じてくる。
寂しがりの赤鬼の始まりでもある。

28,11,16 1本のモミジの木1-9b.jpg
11. 11月16日。両岸に積もる落ち葉の量が増えるが、川の流れが強く、流れに落ちた葉はすべて流されてしまった。
赤鬼の鏡像は、もはや怖くも、気味悪くも無い。光が枝々の奥まで届くので、暗い影の部分が出来なくなるせいである。

28,11,16 1本のモミジの木2-2b.jpg
12. 葉が落ちた赤鬼も、老人の歯抜け鬼にのようになってしまった。
赤い色も色褪せ気味で、体格さえも縮んで見える。

28,11,16 1本のモミジの木2-3b.jpg
13. 見えている幹が赤鬼であり、赤鬼の枝と枝の間がすかすかである。
右の方に水路があり、奥に水車が見えている。

28,11,16 1本のモミジの木2-9b.jpg
14. 11月17日。水の中に潜む妖怪も、すっかり勢いを失ってしまった。
さながら禿茶びんの妖怪だ。岸の巨石の上に落ちた落ち葉が今は主役である。
流れの上に落ちた落ち葉は、完全に流され去ってしまった。

27,11,16浮かぶ紅葉5b.jpg
15. 昨年11月16日の水路の状態である。落ちて堆積した葉が水路を埋め尽くし、一部が浮いている。絢爛豪華な赤色の競演。
あの時の君たちは、スターだった。通る人たちすべてが、われを忘れて見入っていた。この1年の差はとてつもなく大きい。

28,11,18 1本のモミジの木1-7b.jpg
17. 11月18日。朝、軽く霜が降りた。中央下方のモミジの葉に白い縁取りが出来ている。季節の移り変わりは矢のように早い。

わずか2週間余りの凄絶なドラマを披露させていただいた。

28,11,25 1本のモミジの木1-2b.jpg
18. これはさらに1週間後の11月25日の画像である。

抜け毛が目立ち、体格も細くなった。
白髪が増えて赤鬼が白鬼に変身してしまった。
いいや、鬼のイメージは完全に消え去った。
それでも、落ちた葉っぱからたくさんの葉緑素を受け取って、
元気に厳寒の季節を乗り越えることだろう。

前日記録的大雪が日本各地に降った。いろは坂では車6台?の玉つき事故で大変だったそうだ。東京方面からのレギュラータイヤ(「ノーマルタイヤ」は和製英語)装着車が原因だとか。彼らにはしっかりとした情報を得て行動してもらいたい。

美しい紅葉が終わった虚脱感が私の中にもある。
よもや、そんな人たちが事故の原因になっていたのではないことを祈りたい。

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それにしてもモミジは、なぜ散る寸前にあれほど感動的に輝けるのだろう。

彼らは、夏の間にせっせと蓄えた葉緑素を、これから厳寒期を迎える母樹にエネルギー源として差し出し、みずからは命を断つ。
その心根の美しさに感動した天地創造の神が、死へのはなむけとして輝く美を授けたもうたのである。




冠雪日光連山と巷の紅葉 [紅葉]

11月12日、日光連山は今年一番の冠雪ぶりを披露した。
実は今年の初冠雪は11月1日だったが、朝の短時間しか連山は見えなかった。
その2日後11月3日にも少し冠雪があったが、量的に不満足な状態だった。

この日が3度目にして最高。しかも、紅葉の最盛期と偶然に一致した。
土曜日だったので朝の時間がふんだんに使えて、nikkinは満腹になるまでシャッターを押し続けた。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉1-1b.jpg
1. この日は久しぶりに見事な連山の朝焼けがみられた。冠雪の量も申し分なし。
連山朝焼けの中央右側、田んぼの向こう端に、朝の赤い日を受けた大きなモミジの木が見える。
2軒の民家の白壁も赤く朝焼けしている。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉1-2b.jpg
2. これはサクラの木だろうか。もう紅葉の終わりに近い。
雪を被った連山が紅葉の引き立て役となっている。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉1-4b.jpg
3. 河川敷のサツキの植え込みが、ちょうどよい紅葉となっている。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉1-6b.jpg
4.河川敷の小さな池に連山がみごとな鏡像を作っている。
この紅葉の木はケヤキである。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉1-8b.jpg
5. 2本の木はともにケヤキ。白い連山とのコラボがよく合っている。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉2-5b.jpg
6. 女峯山と柿の木。
北海道で生まれ育った私は、柿の実のなっている風景がずっと憧れだった。
初めてそんな風景に出合ったのは、30歳を超えてからだった。
ここでは紅葉は脇役そのものとなっている。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉2-7b.jpg
7. ブルーベリーの紅葉の向こう側に冠雪連山が見える。
この木の葉には、霜が降りると鮮やかな白い縁取りが出来る。そんな光景と連山とのコラボも撮りたいものである。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉3-3b.jpg
8
. 右手の紅葉初期の森が、大谷川公園。これからこの中へ入ってゆく。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉3-4b.jpg
9. 名の分からない紅葉の木と男体山。
このシーズンの見なれた男体山の姿である。この姿に逢いたかった…。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉3-6b.jpg
10. 公園内の人造沼。水草の葉が無数に浮いている。
連山は男体山抜きの鏡像となっている。男体山は左方、高い杉林の陰に隠れており、この沼にはっきりとした雄姿を映すことはない。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉4-2b.jpg
11. 別の方角から雄姿を捕えることはできるのだが、沼に雄姿を映すのが困難なのだ。公園設計者のミスかもしれない。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉4-6b.jpg
12. 公園内の高い杉林。日光地区には、こんな林がいたるところにあり、カメラマンには頭の痛いことではある。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉5-1b.jpg
13. 画像1.と同じ構図である。民家の庭の木々が紅葉している。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉5-2'b.jpg
14. 5階建の建物から撮った。
この大きな屋根は、或る有名なたまり漬け屋さんの家。連山と民家の紅葉とを撮りたいときは、この家を消しゴムで消したくなる。

28,11,12 冠雪連山と巷の紅葉5-3b.jpg
15
. 紅葉の密集する方向にカメラを振って、なんとか真正面を空けることができたが…。

28,11,16 スーパームーン3-5b.jpg
16. これはその日から4日後、16夜(いざよい)のスーパームーンの、明け方である。連山の朝焼けと、強い朝日の赤外線が、黒以外のほとんどの被写体を真っ赤に染めている。この朝の冠雪もなかなかのものだった。
 撮っているときには気づかなかったが、nikkinの影も撮れているのだろうか。




中禅寺湖南岸の紅葉 [紅葉]

中禅寺湖は東西に長く、南北に短い。
ということは、湖岸は南岸と北岸が長く、東岸と西岸が短い。
南岸は男体山と直に対面するので、紅葉期には絵葉書のような写真がたくさん撮れる…はずなのだが、イタリア大使館別荘記念公園から行くと、八丁出島の付け根の手前から、いつ頃からか、「危険のため通行禁止」となっている。全行程の5分の1くらいしか歩けないのである。記事1個の画像を確保するのも難しいほどであった。

28,10 30 中禅寺湖南岸の紅葉1-2b.jpg
1. 明るい空に向かってシャッターを切らねばならないので、すべての撮影が、露出補正を行いながらの試行錯誤となった。
ありがたいことに、デジカメは撮ったばかりの画像を確認できるので、納得ゆくまで露出補正の値を変えて試すことができる。銀鉛フィルムのころのカメラマンはさぞ大変だったことだろう。

28,10 30 中禅寺湖南岸の紅葉1-5b.jpg
2. このきれいな赤色を出すのが露出補正の働きである。これがないとすべて真っ黒となる。
時々モーターボートがわが物顔で、猛スピードで通り過ぎる。

28,10 30 中禅寺湖南岸の紅葉1-6b.jpg
3. これは、絵葉書にもなりそうな構図である。
絵葉書的な画像を嫌うカメラマンも居るが、純然たるアマチュアの私は、何の気遅れもなく撮る。いい画像である。

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4. さすがに観光船は礼儀正しく、いちカメラマンの前を満点の
マナーで通り過ぎる。
絶景の前では、船を止めてカメラマンたちにサービスしていた。


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5. 
ここからの3枚は、美しい紅葉で有名な八丁出島の画像である。
今年の八丁出島は、少し遅れて紅葉し、絶景の木とイマイチの木々とが玉石混交の状態と思われた。

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6.
太陽の具合がイマイチだったので、本当の美しさを披露出来ないことが心残りである。 背景の空はどこかの蜃気楼でも映っているのだろうか。


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7. 引寄せると美しさが増す。少し遅くなった紅葉ではあった。

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8. 八丁出島と男体山をコラボさせたのだが、ちょっと悔いの残る出来栄えだった。
この観光船は、ここで2~3分間停まっていた。

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9. 御簾のように男体山を遮る紅葉の枝々。
このような状況で、助演の男体山をもっと目立たせられなかったのが、nikkinの腕の限界である。これで絵葉書とは、ちょっと欲張りすぎかもしれない。

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10. 遮るものが何もない状況でも、露出補正をかけた画像では遠景が霞む。
これでも中央フォーカスで、男体山にフォーカスが合っているのである。

今年の紅葉は不調と言われて、nikkinも同じ意見だったが、期待しすぎないように撮れば、それなりにいいものが撮れている。



けあらしと紅葉 [紅葉]

10月30日の朝、中禅寺湖では広範に濃いけあらしが立った。
遠くが見えないほどの真っ白いけあらしと紅葉とのコラボは、まるで夢の中のような幻想的な世界を醸し出した。
折からのワカサギ釣りのボートが色彩満点。釣り人たちはけあらしなぞ眼中になく、一心不乱に釣りを楽しむさまが、何とも味わい深い光景だった。

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1. 最初に菖蒲が浜に立ち寄った。ここはけあらしの名残のような感じで、けあらし雲が多かった。雲の合間から顔を出す山肌が神秘的だった。

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2. キャンプ場の紅葉がきれいだったのだが、けあらし雲によって朝日がさえぎられて、赤色はくすんで見えた。

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3. 少し沖合を撮ると、湖面から盛んに上るけあらしがはっきりと識別できた。

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4. 大きなけあらし雲が動き、朝日があたりだすと、紅葉の美しさが目立ってきた。

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5. 歌が浜に回ってみて驚いた。
湖面は柔らかい白一色。水面が見えない。柔らかい粉雪の中を泳ぎまわっている雰囲気だ。釣り人たちはお互いにどんな光景を見ているのだろう。
岸の紅葉は、幾分けあらしに修飾されているが、美しさは変わらない。
とにかく初めての経験なので、ただ夢中でシャッターを押し続けた。

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6. 男体山の山肌の紅葉であるが、上方はけあらし雲によって隠されており、見えている紅葉もパステル調に霞んでいる。

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7. 湖面に張りだす小さな岬である。
一見冬の吹雪のような白さが支配しているが、赤色の存在が異端の美である。

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8. これも他の小さな岬。凛としてけあらしの前に立ち塞がる男気が見える。

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9. 大きなカツラの木の黄葉である。背景の山肌の錦が薄いヴェールで隠されてしまった。

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10. 観光船が戻って来た。観光船からの眺めもまさに千載一遇の光景だったに違いない。見たかったなあ…。

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11. これはフランス大使館別荘に差しかかった観光船と、ワカサギ釣りのボートたち。北ヨーロッパの風景と間違えそうだ。
紅白歌合戦の舞台のドライアイスの煙が、湖面全体に広がったようにも見える。とにかく、おとぎの国、幻想の世界に迷い込んだ気分だった。

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12. 赤いモミジがなかったら、真冬の光景である。
真っ白の氷に閉じ込められて動きがとれず、救助を待つボートたち、とタイトルをつけたい気持である。

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13. これも似たような構図である。
岸でカメラを構えるnikkinでさえ寒さに震えていた。釣り人たちの寒さはいかばかりだったことだろう。おしっこの回数が多くて困ったのではないだろうか。それとも船べりから…?

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14. 奥の島影がようやく見えるようになった。これがあるとないとでは孤独感が大違いである。こんな朝は釣りの成果はいいのだろうか、悪いのだろうか。釣り人たちの熱中ぶりから見ると、大きな成果が上がったことを確信できる。

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15. 岸の名も知らぬ紅葉が印象的だった。

この美しすぎるけあらしの中で、シャッターを押し続けている間に、2時間近くが経ってしまった。






2週間後の千手ヶ浜の紅葉 [紅葉]

竜頭の滝の紅葉でも、1回目と2回目の間隔は2週間だった。
紅葉開始から全盛期に至る日数が14日間というのは異例に長い。例年なら1週間か10日か、といったところである。
というわけで2週間後に訪れた千手ヶ浜も、最高の紅葉を披露してくれた。

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1. 左側の崖から水平に伸びているモミジではない。
植物というものは、水平に成長し始めても、必ず重力に逆らう方向に向きを変える。
これは単に画面外の垂直な幹から分かれた水平な枝である。
水面は中禅寺湖、正面の山は男体山である。

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2. 行く手には色調豊かな紅葉樹が立ち並ぶ。
青空を背景にした紅葉は、実に美しい。

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3. 紅葉の樹間から見える男体山。少々木が多すぎるが、それなりに美しい。

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4. 木のまばらな地点を選んで撮った。紅葉と男体山のコラボはまさに絶景である。

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5. カメラを引いて見たり、

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6. 対象を引寄せたり。お気に召すまま、といった状態である。

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7. モミジは逆光気味なので、露出補正をしっかりと行わなければならない。

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8. この日の男体山は頂まで惜しげなく撮らせてくれた。きれいなモミジに対する男気であろう。

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9. 前回撮影の名木(二つ前の記事の画像3,4)
も、今は完全に落葉し、すべて貸衣装で間に合わせている。

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10. これも露出補正が難しかった。

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11. 同じ木である。露出補正のせいで、幹が白くなってしまった。

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12. これも同じ木。縦長の一葉である。

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13. 日没前にもう一度訪れた。
露出補正をいろいろと試したが、モミジの色は出せなかった。
水面は静かで、男体山の鏡像が金色に映っている。

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14. 強力な夕陽の下、露出補正でモミジの色を出そうとすると、対岸の山が明るすぎる欠点が出る。しかし、この金色の湖面は素晴らしい。

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15. 露出補正は諦めて、モミジの葉はシルエットだけで勘弁してもらった。
静かな金色の湖面が印象的だった。




竜頭の滝の紅葉'16 [紅葉]

今年の奥日光の紅葉は期待外れと述べてしまったが、どうやら竜頭の滝は例外らしい。

10月10日に見た時は、やはりだめかなと思ったのだが、竜頭の滝の紅葉は「何くそ」と頑張った。大変な頑張りようだった。
その1週間後は都合で行けず、2週間後に行ったのだが、なんと紅葉は絶好調。
シャッターを切ることに忙しく、構図がイマイチだった気がしないでもない。

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1. 10月10日の画像。展望台から、スローシャッターにして、しぶきの動きを捉えた。
これがこの日のベストショットだったのだから推して知るべしである。

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2. 10月10日のセカンドベストである。曇天下だったので、しっとり感が際立っている。

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3. 10月23日の画像開始である。晴天下だったので、しっとり感はなく、華やかさが勝っている。右滝を橋の欄干の間から撮った。滝に近い位置のモミジはどこだ…?

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4. ぐっと引寄せて撮ったが、滝に近い位置のモミジは、赤さが著しく未熟なのである。
一部の直射光線も当たっており、スローシャッターがきわめて難しかった。

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5. 右滝のど真ん中にひと枝のモミジが鎮座している。この枝の由来に関しては、昨年詳述した。http://blog.so-net.ne.jp/nikkodayori/2015-10-26
今年は、下方に従者を一人引き連れている。

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6. 横長の構図でも捕えた。このひと枝がたった一人で華を支えている感じである。

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7. 正面から方左右両滝を一つの画面に撮ると、左ばっかりが明るくて画像にならない。

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8. この枝の頑張りを讃えて、もう一回登場。いや、さらに後ほどまたご登場を願うのであるが…。

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9. 茶店の脇を通って右滝の真横から撮った。日陰の滝は青く撮れるのが嬉しい。

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10. 同じ対象である。

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11.アングルを変えて、松の枝とコラボでご登場願った。

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12. 橋の欄干からも撮る。直射日光が邪魔をしてくれる…。

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13. 直射日光がお邪魔虫であることは、ここでも一目瞭然である。

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14. 写真の世界は何とも難しい課題がたくさんある。この課題を克服していい画像を撮れるようになれるのは、あと数十年かかりそうだ。もちろん、死ぬまでうまく撮れない、と言う意味である。


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