So-net無料ブログ作成
検索選択

冬季国体 [行事]

 

 

 

第69回冬季国体の部分会場として、スケート競技が日光にやってきた。
私は初日と5日目に観戦する機会を得た。国体なるものを観戦できた生涯初めてで最後の機会だと思う。

26,1,28 日光国体1-2.jpg
1. 少年女子のフィギュアスケートだった。JK(女子高生)がほとんどだったと思う。彼女たちのパフォーマンスを見て、私は、自分が彼女たちを軽視していたことを知った。
本格的なのである。全日本大会で見るような演技がほとんどである。ビールマンスピンもやれば、3回転?ジャンプもやる。転倒する子はほとんどいない。この日はショートプログラムだけで、翌日がフリ―の演技だった。
かぶりつきで見させていただき堪能できた。
競技中は撮影禁止だったので、演技直前の6分間練習を撮った。
ただ、彼女たちの後ろに見える観客席はこんなにガラ空きだった。観客はほとんどが選手団関係者だけだったように見えた。

26,2,1 日光国体1-3.jpg
2. 4日後はスピードスケート。競技開始前のさわやかな会場を、日光連山が、優しく、励ましながら見守っていた。

26,2,1 日光国体1-8.jpg
3. 会場の氷があちこちでひび割れしていた。関係者に質問すると、「寒過ぎてひびが割れる」とのこと。屋外だから仕方ないのだろう。フィギュアの屋内会場にはひび割れが無かった。
ひび割れがあっても、氷の表面はきれいに製氷され、競技には影響が無い。

26,2,1 日光国体1-9.jpg
4. 観覧席は画像に見える階段状座席と、コース周辺の歩道とに分かれている。まだ競技開始前の練習コースを、黙々と練習する選手が居る。

26,2,1 日光国体2-1.jpg
5. 競技が始まった。選手たちの何%が日光連山に気づいたか、はなはだ疑問である。この日の連山はことのほか美しかったのだが…。

26,2,1 日光国体2-3.jpg
6. 左端が男体山、その右が大真名子山、右端が女峯山である。手前のおにぎり型の山は小倉山。小倉山の手前の建物がが、フィギュアなどの競技を行うアイスアリーナである。

26,2,1 日光国体2-5.jpg
7. 右端の山が女峯山と赤薙山の双子山。連山一家全員で競技を見守っているのだが、ここからは二女の小真名子山が見えていない。小倉山の陰になっている。

26,2,1 日光国体2-6.jpg
8. フェンスから撮ると、氷のひびが撮れてしまう。気が付く人は少ないようだ。

26,2,1 日光国体2-8.jpg
9. 各選手団の応援バナーがかけられているが、最初の競技が終わった時に2枚のバナーが外されていった。出場競技が無くなってしまったのだろう。勝者と敗者の厳しい現実が、否応なしに繰り広げられる。

26,2,1 日光国体2-9.jpg
10. 1人黙々とストレッチを続ける選手。がんばれ!
表彰式では、高木美穂選手の名が2度読み上げられた。ソチに行ってしまった仲間たちをあえて意識の外に置いて、郷里の代表として戦っていた。

26,2,1 日光国体3-4.jpg
11. 迫力あるスタートシーン。鏡のような氷に鏡像が映る。
数瞬の後には残酷な順位付けがなされる。この刹那を輝け。
君たちの渾身の努力は私がしっかりと記録に留めたぞ。

26,2,1 日光国体4-3.jpg
12. おひるが近づき、空の青さが朝とは違ってきた。
すがすがしかった青が、利休ネズミの色合いを帯びてきた。残酷な結末をたくさん見せられた天が涙したせいかもしれない。

26,2,1 日光国体4-7.jpg
13. pressの上着を着た報道陣。競技が行われていない場面を私が撮っていたら、 彼らの一人が不思議そうに質問をしてきた。私は素直に、日光連山の写真の方が私には大切だから、と答えた。

26,2,1 日光国体4-9.jpg
14. 競技がすべて終わった。氷屑が雪のように散っている。
「粉氷つわものどもが夢のあと」
選手たちは黙々と片づけて、シャトルバスで帰って行った。

26,2,1 日光国体5-5.jpg
15. その日の夕刻、成年男子のアイスホッケー準決勝が行われた。栃木対香川。ものすごい観客の燃え上がりようだった。ドスン、ガツン、ガガーン。選手同士のぶつかり合いだ。ザザザ、ガツン、ヒューン、スケートが氷を削る音、スティックとパックの打つ音、飛ぶ音だ。テレビで見るような殴り合いは始まらない。素晴らしいスピード。瞬時の攻守転換。目が回りそうだ。
当然ながら会場も盛り上がる。大音上のスピーカー。ホームグラウンドだから遠慮なく栃木の応援をしている。チャンス時の歓声が、たちまち悲鳴に変わる。熱い、暑い。
画像は栃木の最初のゴールである。パックがゴールラインを割っている。
翌日の決勝では東京が優勝した。アイスホッケー大学リーグの選手たちをそろえた東京は強かった。

26,2,1 日光国体5-6.jpg
16. そんな結末を予想できた栃木っ子たちは、それゆえにこの日に燃えた。立見席まで満員だった。

26,2,1 日光国体5-7.jpg
17. 開戦の顔合わせ。両チーム15~6名いる。5名ずつ3組をそろえていて、しょっちゅう全員同時に交代する。
家族連れで応援する人が多かった。子供たちは応援棒を叩いて声援を送った。
日光には、日光アイスバックスというプロチームが居る。
会場の一体感は素晴らしい興奮を呼んだ。得難い体験だった。
この雰囲気をまた味わいたくなったら、ここに来れば良いことを知った夜だった。







 


メッセージを送る