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流鏑馬 [伝統芸能]

このブログは日光の自然を紹介するのがメインであるが、世界文化遺産を擁する日光の1住人として、伝統芸能を紹介できる機会に恵まれたので、ぜひご覧いただきたい。

流鏑馬は日光東照宮の神事の一つであり、年に2~3回開催されている。これまでは週日に行われることがほとんどで、私は撮影チャンスをものにできなかった。
今回「東北大震災復興祈願」の目的で初めての日光夏祭(なつさい)が行われ、その1環として7月30日の土曜日に開催されたので、運よくいいショットをゲットできた。

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1. 幟に「日光東照宮神事流鏑馬」と書いてある。
朝は小雨が降っていた。雨天順延かと心配したが、雨天決行と聞いて電車で出かけた。
日光駅に到着したころは日がまぶしかった。
えらいお坊さんたちがお経をあげたので晴れたとか…。
もしそれが本当なら、これからは、大事な行事のときには全部晴れることだろう。

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2. 「祈願 東日本大震災早期復興」とある。
えらいお坊さんたちが大勢かかわっておられるのだから、きっと早期復興が叶うことだろう。

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3. これから華やかな顔見せ行進である。
今馬上に居る人たちは烏帽子をかぶっている。神官の高位の人たちで、射手(いて)ではない。馬の口とりをしている人たちの帽子が射手の帽子と似ている。

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4. これが射手の装い。ちょんまげに似た帽子に、シカ皮の直垂。
矢をたくさん持っているが、一人の射手は約50メートルの距離の1走に3回矢を射るのみ。午前午後の2走、計6回的を狙うことができる。6回とも命中の人がいれば…。
射手は全部で12名。一度見学すると12回撮影のチャンスがある。3回矢を射るうち、1回目の的を射る確率が一番高く、3番目の的を射る確率がもっとも小さい。私がカメラを構えたのは3番目の的のそばだった。命中率は半分以下だった。

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5. 馬の位置と的の位置、さらにシャッターのタイミングによって、いいショットが得られるか否かが決まる。この射手は命中したのだが分かりにくい。
射撃の瞬間の帽子はカウボーイハットのように翻っている。

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6. もちろん連射で撮っている。馬が離れると的の割れているのが分かる。これではナイスショットとは言い難い。

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7. こういうタイミングで撮れると最高である。

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8. 同じ射手。当たったことが分かっているだけにポーズも意気揚々である。

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9. 矢は鏑矢で、中に色とりどりの紙片がたくさん入っている。命中すると鏑が破れて花火のように散る。矢よりも先に紙片が背景の布に達しているのが不思議である。
この射手の帽子は馬の口とりをしていた人の帽子と同じである。
もしかしたら帽子の形は役職を表現するのではなく、神官の身分の上下を示すのかもしれない。身分が低くても流鏑馬がうまければ抜擢されるとか…。

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10. カメラの位置を的よりもスタート地点に近い所に移動してみた。
これでは命中の瞬間の射手が的と離れすぎである。7,9番のポジションが最高と思った。

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11. 終了後、命中した射手だけが顔見せ行進をする。晴れがましい瞬間である。
射手と馬の口とりの帽子の違いがはっきりとわかる。
射手もみな神官である。この晴れがましさが魅力で神官になる人もいるのだろうか。

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