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湯の湖初冬の憂愁 [趣味]

カメラの大先輩が忠告してくれた。
「雨の日や雪の日は撮るものがないと思うな。そんな日はチャンスだ。雨の日の憂愁を撮れ、雪の日の憂愁を撮れ」
「そんなことが自在に出来たらプロ宣言をしますよ」
「……」
にたりと笑った。多分彼にとっても大きな課題なのではないだろうか。

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11月14日 6:23 薄暗い湯の湖は小雨が降っていた。
雨の日の憂愁か…。確かに感じ取ることは出来るが、画像に取り込んで他人に伝えることが出来るのだろうか。むずかしいけどやってみよう。

湖尻付近はいつもカモが多い。暗さのせいでシャッタースピードが遅くなって、カモの動きについて行けない。カモのボケ具合も憂愁かな…。

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枯れ木や倒木は常に憂愁の素材らしい。ただ撮ればいいと言うわけではないだろうが、ならどう撮るのだ? 憂愁を込めてシャッターを押せばいいのか…?。ああ、込めたとも、込めたぞ。

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倒木の枝には無数の雨滴が。散り残った紅葉が2~3枚。これぞ憂愁…?

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空が反映して画面が明るくなる。憂愁から遠ざかる…。

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ズミの実に雨滴。美しいものは憂愁の対極だろうか?

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ズミの枝に掛かった「釣り人どもの夢の跡」。涙雨も助演賞もの。 これぞまさしく憂愁。

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ツルウメモドキ。憂愁を求めているつもりが、いつの間にか華を求めている。いかんな。

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ツルウメモドキがダケカンバの幹を締め付けている。憂愁だ。

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カモが波の上でやすまずに倒木の上で休んでいる。どちらの居心地が勝るのだろう。

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名も知らぬ枝の向こうのレストハウス。貸しボートがずらりと並んでいる。シーズンオフの憂愁?

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シラカンバとナナカマド。寒そうな霧。憂愁が撮れた…?

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ついでにもう1枚。シラカンバの幹の目玉模様がにらんでいる。
「まだまだ憂愁の意味をわかっとらんなあ」


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湯の湖は今、水質汚染の大きな原因となるコカナダモ除去浚渫工事を行っている。自然と闘うむずかしさ、徒労感。これも憂愁かも。

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また華を追って…。しかし、なぜか寒そうな霧の白色とマッチしている。

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あまり人足の来ない湖畔には、枯れたヤチボウズが数個。常緑樹と枯葉色との対比が鮮やかだった。

「冬の湖(うみ)憂愁求め緋に惑う」    nikkin


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