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竜頭の滝とツツジ補遺 [花風景]

竜頭の滝のミツバツツジを1度ご披露したが、今回はヤマツツジとそしてミツバツツジの遅咲きの中から拾ってお見せしたい。

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1. 6月1日 ヤマツツジである。茶屋のすぐ裏手、右滝から分かれた小さな滝とのコラボ。背景が暗いので滝もツツジも引き立つ。

30,6,1竜頭の滝のヤマツツジ1-9b.jpg
2. 同じ構図であるが、横長にしてみた。

30,6,1竜頭の滝のヤマツツジ1-6b.jpg
3. 少し滝を上ってゆき、本流を背にしたヤマツツジ。木々が立て込んでいて、少々邪魔な雰囲気になっている。

30,6,1竜頭の滝のヤマツツジ1-7b.jpg
4. シロヤシオとヤマツツジのコラボは珍しい。背景の滝は急流という方が正しいのかもしれないが、滝と呼んでも間違いではないという。

30,6,1竜頭の滝のヤマツツジ1-8b.jpg
5. 少しだけ画像を引き寄せてみた。この滝一帯には、アカヤシオはまったく咲かないのだが、シロヤヤシオがところどころに咲いている。

30,6,1竜頭の滝のヤマツツジ2-1b.jpg
6. ヤマツツジの時期は、新緑の時期でもあり、画面が混雑する。

30,6,2竜頭の滝のyamaツツジ1-3b.jpg
7. 夕日が少しだけ花に残っている。キツネかタヌキが出てきそうな雰囲気ではある。

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8. 花3個は同じ花であるが、アングルを変えている。

30,6,2竜頭の滝のミツバツツジ2-1b.jpg
9. 上方にミツバツツジが咲いており、散った花が風情を感じさせている。
湿った岩壁に花弁が張り付いている。

30,6,2竜頭の滝のミツバツツジ1-3b.jpg
10. 少し上にアングルをずらしてみた。色とひっかかり方が心に残る。もう少し早い時期だったらもっと良かったのかもしれない。

30,6,2竜頭の滝のミツバツツジ2-2b.jpg
11. ミツバツツジはほとんど終わっていた。


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12. これもミツバツツジ。遅咲きの枝がnikkinを楽しませてくれた。


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戦場ヶ原のズミ [花風景]

戦場ヶ原花番付の東の横綱ズミが満開になった。
とはいえ、満開の写真を撮ったわけではない。
この告白には読者諸氏もがっくり来ることだろう。nikkinも同じである。

内容を説明しよう。5月26日に撮った時は7分咲きであり、
6月1日に撮った時は散り始めていたのである。
週末カメラマンのnikkinには、どうしようもない大自然の摂理である。
しかもズミは、満開の時しか純白の美を纏わないのだ。
それでも個体差で、満開の木も沢山見られた。
これらを選り撮りしてお見せしようとの魂胆である。

30,5,26男体山とズミ1-4b'.jpg
1. 5月26日、蕾が開ききらないズミは赤い色を帯びている。近くで見いるときれいな色なのだが、離れてみると、この赤が茶色に見えるのである。困ったことである。

30,5,26男体山とズミ1-7b.jpg
2. これも5月26日。背景はもちろん男体山である。

30,5,26湯川のズミ1-2b.jpg
3. 5月26日。中央は白いが、右に位置する小柄の木の花は、茶色っぽい。まだ蕾が混ざっているのだ。

30,5,26湯川のズミ1-7b.jpg
4. 5月26日。真っ白い花は満開を意味する。
湯川には倒木が沢山放置されている。誰もよけようとはしない。当局が、天然の姿にこだわっているのである。

30,6,1ズミと男体山1-1b.jpg
5. 6月1日。花は白いが、緑色の葉っぱが目立ち始めている。

30,6,1ズミと男体山1-4b.jpg
6. これもしかり。遠景左方には茶色っぽい木もある。

30,6,1ズミと男体山1-6b.jpg
8. 男体山とズミのコラボであるが、山頂に居座った白い雲が明るすぎて、花の色が暗くなってしまう。ゆゆしき状態である。

30,6,1湯川のズミ1-8b.jpg
9. 戦場ヶ原の遠景を撮ると、いたるところにこのようなズミの群生が見える。寒冷湿地を好む木である。北海道にも多い。

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10. 男体山頂に居座った白い雲は、カメラマンの気持ちを忖度してくれない。そのせいで、写真は満足できるものにはなっていない。

30,6,1湯川のズミ2-3b.jpg
11. この辺りも、茶色系、緑系、白などが入り混じっている。


30,6,1湯川のズミ2-4b.jpg
12. 木道脇の大きな木である。人物と比べていただきたい。木道上はトンネルになっている。

30,6,1湯川のズミ2-8'b.jpg
13. 倒木とズミとが向かい合って会話をしているように見える。
「おまえ、今日は美人だなあ」 「あんたも今日はハンサムよ」なーんて…。

30,6,1湯川のズミ2-9'b.jpg
14. アングルを変えるとこの倒木は大蛇のように見える。もしかして、あの神話の大蛇? 男体山の守り神の大蛇? だとすれば、この語らいは重要な意味合いを持っているのかもしれない。

30,6,1湯川のズミ3-2'b.jpg
15. こんなにきれいな青空が撮れる時もある。アングルがちょうど合ったときだけらしい。この1枚だけしかこの色が出なかった。

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16. この数本のズミは全部満開である。美しい眺めだ。


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竜頭の滝のミツバツツジ [花風景]

今年の花はすべて例年より約10日早い。
ミツバツツジも例外ではない。
そして、例年通り美しい。

30,5,19竜頭の滝のミツバツツジ1-4b.jpg
1. 奥日光でミツバツツジといえば竜頭の滝である。
なぜかここにはヤシオツツジがまったくない。そのかわり、といえるのかどうかは分からないが、ミツバツツジがとても美しい。白い滝と赤いツツジの対比が絵になるのである。
この画像では、花に陽が当たっているが、当たった方がきれいなのか、当たらない方がきれいなのかは、微妙な問題である。

30,5,19竜頭の滝のミツバツツジ1-7b.jpg
2. 滝のすぐ下手の橋の欄干の下から撮る。
画面右半分は日陰で、暗さがちょっとオーバーであるが、自然には逆らえない。

30,5,19竜頭の滝のミツバツツジ1-8b.jpg
3. 同じ構図であるが、縦長に切り取った方が、情緒がある。
影絵のように見えるカエデの枝が、とてもよい助演者となっている。

30,5,19竜頭の滝のミツバツツジ2-2b.jpg
4. 時間の経過とともに、右半分の枝にも陽が当たり始め、そしてその枝は風の当たりやすい場所にある。

30,5,19竜頭の滝のミツバツツジ3-2b.jpg
5. 下方の枝にも陽が当たり始めた。滝はあまり目立ちたくないらしい。

30,5,19竜頭の滝のミツバツツジ3-4b.jpg
6. 風が吹くと面白い画像となる。滝はますます木陰に隠れてゆく。

30,5,19竜頭の滝のミツバツツジ3-5b.jpg
7. 上下左右で葉っぱが躍り出す。右下の岩の上では、光の反射が宝石のように輝いている。

30,5,19竜頭の滝のミツバツツジ8-1b.jpg
8. 葉っぱのダンスがますます盛り上がり、時間が止まる。

30,5,26竜頭の滝のミツバツツジ1-5b.jpg
9. ここでも手前の一枝だけが、激しいダンスを続けている。

30,5,26竜頭の滝のミツバツツジ1-8b.jpg
10.  茶屋の展望台から撮る。右下から1本の枝が伸び出しているが、11月には、この枝が真っ赤に紅葉する。最高のシャッターチャンスである。

30,5,26竜頭の滝のミツバツツジ2-1b.jpg
11. カメラアングルが変わったので、枝は花の向こう側に隠れている。
ツツジたちは短い命を精いっぱい輝かせながら、カメラマンたちに頬笑みかける。
この笑顔に出会うと、カメラマンたちも疲れがすっ飛び、明日への活力が満ちてくるのである、



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霧と華厳とミツバツツジ…ワオッ [花風景]

華厳の滝の滝壺は、無料観瀑台はもちろん、有料観瀑台からもイマイチよく見られない。ところが、滝壺のよこの通路から、しっかりと見下ろすことができる。
しかも、ここ数年、滝壺わきの斜面に生えたトウゴクミツバツツジの木が育ち、最高の景観を与えてくれるようになった。ツツジの景観はわずかに1週間という短期間である。滝壺とツツジのコラボを逃がすまじとばかり、情報網を駆使して待機していた。
今年はうまいことに、5月12,13日の週末に一致してくれた。

12日土曜日、快晴。私のため?にこんな好天を用意していただき、すこぶるありがたかった。お腹一杯写真を撮りまくって、夕方パソコン上で整理してみると、滝の水流が大量、しかも好天だっため、滝が明るすぎて逆光のツツジが暗く撮れていた。
最高のチャンスをわがものにできたと喜んでいた心が急にしぼんでしまった。

翌13日の日曜日、朝から曇天だった。しまった、今日にすべきだったと悔やんだが、今更レンタカーをもう一度、というわけにもゆかない。悶々として過ごし午後になった。妻がアイディアを出してくれた。「電車とバスで行ってきたら?」
ナヌッ、その手があったか! 電車とバスで行くのは、何か所かで撮りたいときにはとても不便だが、1か所だけで撮りたいたいときは、最高に気軽に行けるのである。

大成功だった。しかも、途中から霧が出てきて、滝壺を覆ったり引いたり。このサービス精神の旺盛さには、感謝感激雨あられ。幻想的な光景をいやというほどに撮りつくした。

30,5,12華厳の滝とツツジ1-1b.jpg
1. 土曜日、新緑の中の白い滝、赤紫のツツジ。これは最高!と思ったのだが…。

30,5,12華厳の滝とツツジ1-7'b.jpg
2. 巨大水流の滝が明るすぎる。ツツジの紫が黒ずんでいた。

30,5,12華厳の滝とツツジ2-1b.jpg
3. 構図を変えても、明るすぎは明るすぎ。かなりの減点なのである。

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4. シロヤシオツツジも咲いていたが、背景の明るさで、花が消されていた。

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5. こんな構図も、暗さが画像を台無しにしていた。

30,5,12華厳の滝とツツジ4-7b.jpg
6. 決定打がこれ。滝の独りよがりである。ミツバツツジも、「華厳の滝様、少しは私たちにも華を持たせてくださいな」と情けない声で呟いていた。

30,5,13 華厳の滝とツツジ1-5b.jpg
6. 日曜日の第1写。滝もツツジもしっとりとした落ち着きを見せている。やっぱりこうでなくっちゃね、と誰かが呟いていた。

30,5,13 華厳の滝とツツジ1-6b.jpg
8. 滝を背景にしたシロヤシオが、それなりに輝いていた。白い花も滝もともに喜んでいた。

30,5,13 華厳の滝とツツジ1-9b.jpg
9. 滝を背景にしたミツバツツジ。図5.と比べても紫色が鮮やかである。
しかも、ん…。霧が駆けつけてくれた?

30,5,13 華厳の滝とツツジ2-1b.jpg
10. 急いで最初のシャッターポイントに戻る。霧が少しずつ濃くなっていた。
nikkinさん、見ていてくださいね。素晴らしいシャッターチャンスを演出しますからね。アリガトー、ありがとう、霧君。感謝感激雨あられだよーッ。

30,5,13 華厳の滝とツツジ2-3b.jpg
11. 霧が色彩美を引き立ててくれる。霧が幻想を届けてくれる。霧が赤紫にロマンチックな味を加えてくれる。

30,5,13 華厳の滝とツツジ2-6b.jpg
12. こんなに霧が濃くなっても、ツツジの花は黒ずまない。
ああ、ぼかあ幸せだなあ。このままここに居続けたいなあ。

30,5,13 華厳の滝とツツジ3-3b.jpg
13. 下方に枯れ木が突き出している。1週間ほど前、ある外人観光旅行者が、大きなトランクをここから落として、あの枯れ木でようやく停止したという。現金もパスポートも、航空券もすべてトランクの中だった。最後は消防署のレスキュー隊が出動して解決したという。このツツジがすべてを目撃していた。
日本人は親切だなあ…、とつぶやいたのを聞いた人がいたとか居なかったとか…。

30,5,13 華厳の滝とツツジ3-4b.jpg
14. 霧は濃くなったり、薄くなったり。完全に消えてまた戻ってきたり…。
私も最高のドラマを見せていただいた。

30,5,13 華厳の滝とツツジ4-1b.jpg
15. こんな舞台を撮影する幸運はもう決して来ないだろう。冥土の土産に、いいものを用意出来て幸せである。
日ごろの心掛けが余りよくない私には、こんな幸運をどう受け止めればよいのか、戸惑うばかりである。




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奥日光の桜 [花風景]

奥日光の花は、ヤシオツツジ、ズミ、ホザキシモツケ、わたすげ、クリンソウ、ノアザミなど、その季節季節にカメラマンが殺到する花が多い。
しかし、桜だけはなぜか有名にならない。

奥日光に桜がないわけではない。
きれいな花の咲く木が沢山あるのに、それを目当てに集まるカメラマンはいない。
単に桜の名所といえるほどの群生地がないせいである。

奥日光自生の桜はオオヤマザクラである。きれいである。ある意味では、ソメイヨシノよりもきれいであると私は思っている。
ソメイヨシノよりもピンク色が濃く、思わず「きれい!」と声をあげてしまう。
しかし、豪華絢爛さに欠けるきらいがある。
ソメイヨシノのように、サクラモチガ重なりあっているような咲き方ではない。
これでもか、これでもかと競い合っている雰囲気もない。気品が高く、行儀がよい。
自生種であるので、1か所にかたまらない。
その美しさを、丁寧にご紹介したい。

30,4,28 中禅寺湖の桜1-1b.jpg
1. 中禅寺湖ボートハウス横から撮った。
自生の木々なので、ポツポツとしか咲いていない。
それでも、ソメイヨシノよりもピンク色が濃いことが分かる。

30,4,28 中禅寺湖の桜1-2b.jpg
2. 画像1と同じ木が奥に撮れている。
手前の木も同じオオヤマザクラである。
個体差により色が異なる。


30,4,28 中禅寺湖の桜1-7b.jpg
3. また同じ木だ。知らず知らずの間に、一番きれいな木ばかり撮っていた。
平等の精神を欠く、困ったカメラマンだ。

30,4,28 中禅寺湖のヤシオツツジ3-2b.jpg
4. ひと固まりの花房が、シンプルで、桜餅風ではないのが、ソメイヨシノとの大きな違いである。

30,4,28 白根山とサクラ1-1b.jpg
5. これは歌が浜の1本桜。奥に雪を冠る白根山が見えている。右側の尾根は男体山である。

30,4,28 白根山とサクラ1-3b.jpg
6. 雪の白根山と尾根だけの男体山をもう一度。

30,4,28 白根山とサクラ1-4b.jpg
7. しつこくもう一度。釣り人たちは、解禁になったばかりのヒメマスを狙っている。

30,4,28 連山と桜1-1b.jpg
8. 同じ木を入れて男体山を撮る。このアングルの男体山は富士山のように美しい形をしている。

30,4,28 連山と桜1-2'b.jpg
9. 常緑樹以外は緑の気配も感じられない。

30,4,28 連山と桜1-3b.jpg
10. オオヤマザクラの気品と、美しさを分かっていただけただろうか。

30,5,3奥日光の桜1-2b.jpg
11. 竜頭の滝の駐車場脇。大きなオオヤマザクラだ。

30,5,3奥日光の桜1-4b.jpg
12. 湯元温泉のオオヤマザクラ。背の高いのは自生だが、他は…?

30,5,3奥日光の桜1-7b.jpg
13. ここも温泉街の一部。

30,5,3奥日光の桜1-9b.jpg
14. オオヤマザクラの群生の前に人工の噴水。この辺りにはクリンソウの群生もある。

30,5,3竜頭の滝の桜1-2b.jpg
15. 奥日光の桜として、どうしても欠かせられないのが、竜頭の滝である。
トウゴクミツバツツジと紅葉の美しさばかりが喧伝されているが、桜だって…。
このようなタイミングで撮るのは、そうたやすいことではない。

30,5,3竜頭の滝の桜1-5b.jpg
16. 展望台から見る左滝。

30,5,3竜頭の滝の桜1-6b.jpg
17. 同、右滝。桜がでしゃばらないので、カメラマンが多くは集まらないが、
知る人ぞ知る名所である。
10年後には、大ぜいが桜と滝のコラボをを撮りに殺到すると思われる。




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霧の中のヤシオツツジ [花風景]

奥日光のヤシオツツジの開花も、さっと来てさっと去った。
しかし、期待外れのない出来栄えで、カメラマンの心も満ち足りた。

4月28日、旧中禅寺湖スカイラインの脇にある群生地で、好天下、雪を頂く白根山系を背景にして、ほとんど注文を付ける余地のない景観を撮影できた。
さらに、5月3日は、雨が降ったりやんだりの中で、同じ場所のヤシオツツジが霧の中で、憂いに沈む顔を撮影できた。

こんな好機はめったにない。ましてや普段の心がけのよくないnikkinにとっては、まさに千載一遇の幸運といえた。
読者諸氏におすそ分けさせていただき、ほんの少しでも、運命の女神様に感謝をささげたい。

30,4,28 中禅寺湖のヤシオツツジ1-6b.jpg
1. 4月28日 真っ白な帽子をかぶった白根山系を背景にして、満開直前のアカヤシオが、あでやかにポーズをとっている。
このアングルでは中禅寺湖は花に隠れている。

30,4,28 中禅寺湖のヤシオツツジ1-8b.jpg
2. 少しアングルを変えたがまだ中禅寺湖湖面は見えない。

30,4,28 中禅寺湖のヤシオツツジ2-2b.jpg
3. このアングルなら完璧。
常緑樹以外は緑のかけらも見えない中で、おとぎの国のようなピンク色の世界が展開している。ここが東京に近かったら、間違いなく宴会が始まることだろう。

30,4,28 中禅寺湖のヤシオツツジ2-4b.jpg
4. 枯れ木はいつでも画像の華。
まるで加藤一二三引退棋士のように、若い女優さんたちの中で、負けない輝きを放っていいる。

30,4,28 中禅寺湖のヤシオツツジ2-6b.jpg
5. 白根山も、中禅寺湖も、引退棋士には最大の敬意を示している。

30,5,3霧の中のヤシオツツジ1-4b.jpg
6. 5月3日 一面が霧に覆われ、白根山はもとより中禅寺湖も見えない。
花は間違いなく今が満開。「おかれた場所で、おかれた状況の中で咲きなさい」といわれるまでもなく、彼女たちのサービス精神がカメランの心を打つ。

30,5,3霧の中のヤシオツツジ1-5b.jpg
7. このアカヤシオは倒木である。まさにおかれた場所でおかれた状況の下、不平不満の顔を一切見せず、健気に咲いている。

30,5,3霧の中のヤシオツツジ1-7b.jpg
8. 早くも散り始めた花弁が倒れた幹や枝の上に見える。
霧の中の赤い花は、精いっぱいの笑顔でカメラマンを迎えてくれた。
霧がもう少し濃いと画像的には最高なのだが、贅沢は言えない。

30,5,3霧の中のヤシオツツジ1-9b.jpg
9. カメラを引くと、アカヤシオに遅れをとった若木の芽吹きが見える。


30,5,3霧の中のヤシオツツジ2-3b.jpg
10. 画像4と5の枯れ木が、「私も入れてください」とのこと。

いつでも大歓迎ですよ。

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11. 待っても待っても霧はこれ以上濃くならなかった。

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12. 霧の中の花は、にぎやかなよりも1本だけのほうが情緒が出る。
また来年も元気で会おうね。




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霧の古刹 [花風景]

日光市(旧今市市)の中心部から10数分歩いた地点に琴平山(金毘羅さん)があり、200有余段の石段を登ると、まっこて古びた神社がある。
石段は前半が急こう配である。80歳を目前にして、不整脈の薬を飲むnikkinには、難関である。休み休み、20分ほどで神社に到達した。

30,4,24霧の古刹6-1b.jpg
1. 石段の登り口。木札には「琴平山公園」と記されている。頂上の境内を見てからの感想でも、「公園」と呼ぶには違和感を感じる。
子供たちにたくさん来てほしいのだろうが、やや無理気味の命名である。
杉林の向こう側は霧に包まれている。


30,4,24霧の古刹1-5b.jpg
2. 200段に近づいたころ、振り仰ぐと山ツツジが咲き乱れ、霧に沈む鳥居が見えてきた。古刹の雰囲気満点である。

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3. 望遠レンズで引き寄せると、霧のヴェールが濃くなり、幻想的な趣が醸し出されている。ここまでは満点。
人影らしきものが見えるが、石灯籠である。

30,4,24霧の古刹2-2b.jpg
4. 
実を言うと、今朝5時半に起きた時、霧に沈んだ街並みを見て、これなら琴平山の上から、雲海に沈んだ日光市街を撮れるかも…、と意気込んで来たのである。
霧が濃すぎないことを祈っていたのだが…。

到着早々撮影ポイントへ急行したが、危惧したとおり、雲海の下には、市街らしき物は何一つ見えていなかった。期待が甘かった。普段の心がけの悪いnikkinにふさわしい結末だ。

30,4,24霧の古刹2-4b.jpg
5. 神社境内は手入れが行き届いており、「公園」らしき情景ではあった。
ヤマツツジと八重桜が美しかった。

30,4,24霧の古刹2-5b.jpg
6. 手前側にあるもう1本の八重桜が、いい助演者となっていた。
薄暗がりの中の本堂は、手洗い場のむこうがわで、静かに、寂しげに、それでも圧倒的な存在感を放っていた。

30,4,24霧の古刹2-9b.jpg
7. ヤマツツジの赤色が印象的だった。「公園」と呼ばせたいための演出だろうか。

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8. 参道はところどころ草が禿げ、土がむき出しになってはいたが、参拝者が多い雰囲気には今一つだった。右側の八重桜が、大きな役割を演じていた。

30,4,24霧の古刹3-4b.jpg
9. 本堂を隠すようなアングルだが、この八重桜の醸し出す雰囲気が、この場にぴったりなのである。今満開だったことが実に好タイミングだった。

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10. しかも昨夜は雨。こぼれ落ちんばかりの滴が、この霧の中の幻想的雰囲気にぴったりだった。

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11. 手洗い場が前に出すぎて本堂をかすませてばかりなのも、本堂の慎み深い人格を思いやらせる。

30,4,24霧の古刹4-6b.jpg
12. この八重桜をわき役として撮ると、いかんせん手洗い場ばかりが目立つのである。カメラマンの目で見るか、参拝者の目でみるか。私の主観ばかりがでしゃばってもいけない。

30,4,24霧の古刹5-2b.jpg
13. 八重姫さまには言葉にできないほどの恩恵を受けた。手洗い場さんも本堂様も、ヤマツツジさんも、まっこてお世話になりました。また日を変えてお参りに来ます。


30,4,24霧の古刹5-5b.jpg
14. 帰り道、下りの石段を撮っているのだが、上っているようにも見えてしまう。カメラは1眼、人間は2眼。この辺りの差で上りと下りが分かれるのだろうか。

30,4,24霧の古刹5-7b.jpg
15. 振り返ると画像2と似たアングルで撮れた。
時計を見ると7時半。八重姫様と神社さまに1時間以上も遊んで頂いたことになる。



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いろは坂、華厳渓谷のヤシオツツジ [花風景]

今年はヤシオツツジの当たり年ではなさそうである。昨年と比べると見劣りがする。
当たり年と当たらない年の出現に、特定のリズムはなさそうだ。1年おき、という人たちもいるが、2年続いて見事に咲いたり、2年ともみすぼらしかったり、もある。

当たらない年とは言え、
咲きそろった光景は見事である。周辺の木々には芽吹きさえ見られない時期に、突然山肌にピンク色の絨毯が出現して、どんどん広がってゆくのである。

30,4,22ヤシオツツジ1-1b.jpg
1. 華厳渓谷の対面の崖に、突如現れたピンクの斑点。周辺には、小さなピンクが点状に広がっており、近日中にどんどん大きくなってゆきそうである。
左下は無料の華厳観瀑台である。人々は華厳の滝に気をとられて、この鮮やかな彩りに気づかない。滝もいいけど、花もお忘れなく。


30,4,22ヤシオツツジ1-4b.jpg
2. 少し離れた位置のヤシオツツジの咲き始め。前日には無かったという。


30,4,22ヤシオツツジ1-3b.jpg
3. 冬枯れの木々のど真ん中に、突然鮮やかなピンク色が咲き乱れる。この落差が人々を引き付けるのである。栃木県の花に指定されている。

30,4,22ヤシオツツジ1-6b.jpg
4. 花の向こう側にいろは坂のカーブがある。

30,4,22ヤシオツツジ1-9b.jpg
5. ここのカーブ
にもヤシオツツジが…。

30,4,22ヤシオツツジ2-2b.jpg
6. いろは坂のすぐわきにある小さな丘の上。やはりヤシオツツジが弾け咲く様子である。

30,4,22ヤシオツツジ2-1b.jpg
7. というわけでいろは坂にはこれでもかこれでもか、というほどにヤシオツツジが咲き乱れる。昭和27年に第1いろは坂が出来た時、いろは坂のシンボルとしてヤシオツツジが選ばれた。

30,4,22花見台のヤシオツツジ1-5b.jpg
8. 視界に入る木々がすべてヤシオツツジであるがごとき錯覚を生む光景である。

30,4,22花見台のヤシオツツジ2-6b.jpg
9. 下りいろは坂の入り口、坂の降り口の右側に小高い丘がある。花見台と呼ばれる。ここには数百本?のヤシオツツジが咲き、目の前の男体山とのコラボ写真が、好きなだけ撮れる。今年は男体山頂に積雪がないが、雪の残っている年のほうが多い。


30,4,22大平のヤシオツツジ1-6b.jpg
10. ここは国道を挟んで
花見台の反対側。
ここからの男体山は少しアングルが変わるので、残念と言えば残ねんだが、これはこれでいい形である。


30,4,22大平のヤシオツツジ1-8b.jpg
11. 1本の木を幹に寄りそって撮った。
お分かりのように、花の付きがまばらである。贅沢さえ言わなければ、これはこれで十分楽しませてくれる。

例年ならGWの目玉でもあるヤシオツツジが、4月22日にこんな具合だった。
さて来年はどうなる事やら…。












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連山と桜、菜の花と桜 [花風景]

今年は春の花々が揃って早く来て急いで去る。
あれほど厳しい寒さが続いたので、花々の春支度も
遅れるのではないかという予測もあったが、あけてびっくり玉手箱。
揃いもそろって駆け足でやってくる花ばかり。しかも短期滞在型だ。

実は、春の花の開花時期は、冬の寒さが厳しいほど早いのである。
彼女たちは、開花のタイミングを「眠眠打破」あるいは「寒眠打破」
から判断しているらしい。厳しい寒さが来ると、彼女たちは「眠眠打破」
が終わったと思って開花準備に取り掛かる。
冬が寒くないと、彼女たちは「眠眠打破」がまだ終わらないと思って

なかなか開花準備に入らない、ということらしい。

今回は日光連山と桜とのコラボ、および菜の花と桜とのコラボを
ご披露したい。

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1. 日光大谷川公園の北側を大谷川が流れる。ここはその河川敷。
日光連山の冠雪はかなり残っており、桜とのコラボ画像に大きな期待が寄せられたのだが、桜開花の直前に雨天が3日ほど続き、あっという間にこんな状態になってしまった。
それでも贅沢はいえない。立派に残った連山冠雪と満開の桜である。
ただ、空には雲が多く、厚く、お日様はめったに笑顔を見せてくれなかった。
週末カメラマンの私にとって、これだけの条件が揃ったカメラ日和は、なかなか望めない幸運だった。

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2. 人工の池のあるエリアも、見事な桜の満開だった。
やはり雲が多く、ときどき陽が陰る。

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3. こんなに暗くなったり…、

30,4,8 連山と桜5-3b.jpg
4. さらにこんなに暗くなったり…。
というのはカメラのお遊びで、実際は明るさが続いていたのである。
今はやりのフェイクニューズでした。

30,4,8 連山と桜5-5b.jpg
5. 人工の小川が流れており、大谷川から直接引いた水が、この池に流れ込んでいる。牧歌的な風景であるが、雲が多すぎではあった。

30,4,8 連山と桜5-7b.jpg
6. 家族連れが休日を楽しんでいたが、それもまばらである。東京ならこの数十倍は集まるのだろう。

30,4,8 連山と桜5-8b.jpg
7. 連山の全景を入れて撮った。威圧的?な雲が無ければ最高だったのだが、自然を相手にするカメラマンとしては、すべてを甘受しよう。

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8. 約2時間後にはこんなに青空が広がった。

30,4,8桜と菜の花1-1b.jpg
9. 大谷川公園の中に「チョウチョの丘」と呼ばれる一角がある。
今年からその一角に菜の花畑が登場した。小さな畑ではあるが、これがあると無いとでは、文字通り雲泥の差である。

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10. ちょうど両者の満開時期が一致した。
このアングルでは、桜が逆光気味ではあるが、美しさが損なわれてはいない。

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11. 右奥の杉林の陰に男体山があるのだが、菜の花畑の位置が合わず、男体山を同じ画面に入れることは叶わなかった。

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12. 画像10と同じアングルであるが、菜の花畑はカメラマンの後ろにある。

30,4,8桜と菜の花2-6b.jpg
13.菜の花に大接近して撮ったが、画像のインパクトが強まったのか否か…。

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14. ここでも、これだけの条件が揃っているのに、人々が集まっていない。
ましてや、酒盛りを始める人など、全然いない。

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15. もう一度画像10と同じアングルで…。
何しろ菜の花畑が小さいので…。

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16. しだれ桜の内側から撮った。幹から見ると樹齢10年あまりだろうか。
逆光の明るさと、幹の力強さが印象的だ。








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桜の直前に咲く花 [花風景]

桜の開花情報では、栃木県は現在満開と報道されている。
しかし肉眼情報では、日光市は今週末に満開と思われる。

桜の満開情報についてはちょっとさておいて…、
毎年桜の直前に満開となる他の花がある。

ここ日光市で桜と華を争っても引けを取らない三羽ガラス、
それはハナノキ、フサザクラそしてヤシオツツジである。
今年も今が真っ盛り。必ず桜の直前に咲く。
そして、桜よりも美しい…!?

日光の桜の画像はしっかりとお届けするつもりであるが、
その前に、桜の直前に咲く美しい3羽ガラスをご披露したい。

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1. まだ樹齢10年ほどのハナノキである。日光大谷川公園の商店街の傍ら、歩道橋の脇にある。今年初めて気づいた若木である。
遠くから見ても、新芽の赤さとは比較にならない赤さである。一度見ると忘れられない、素晴らしいハナノキ…。

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2. 雪を被った男体山とならんでも引けを取らない華がある。コラボレーションを撮りたかったが、立地条件が悪かった。
男体山は写真中央の、ハナノキの枝の下に他の木々に隠れて位置している。

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3. もう一本の花の木は、杉の木を背景にたつ、樹高10m近い大木である。6~7年前に気づいた。そのころは20mほど離れた場所にもう一本あり、高さは2本とも同じくらいの高さだった。知らないうちに1本が消えた。

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4. 岐阜、愛知、長野の3県のみに自生する。すなわちこの木は移植されてここにあるのである。長野県上田市の駅前通りや、会津若松市の繁華街には、街路樹として植えられている。紅葉も美しい。

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5. 小枝の先端にポンポン飾りを付けたような咲き方である。黒い背景の時にきれいである。

30,3,31ハナノキ3-2b.jpg
6. 風の強い日だった。ぴらぴらが激しく揺れた。ぴらぴらはおしべとめしべだけで、花弁は無い。

30,3,31ハナノキ3-3b.jpg
7. すぐ隣にマンサクの木が花を咲かせていた。マンサクは花期がながく、桜の直前に咲く花ではない。

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8. 1本目の木の花が先に散り始めた。何度見ても奇妙な花である。
初めて、上田市の駅前で出会った時の大きな衝撃を忘れられない。

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9. 2番目がフサザクラ。桜、梅、桃、リンゴなどのようなバラ科の花ではない。
フサザクラ科、フサザクラ属の花で、世界でも5~6個の亜種しかないという。
この木の花も花弁がなく、おしべとめしべだけが赤く目立つ。

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10. まるで「はたき」のような形をしている。
この花と次のヤシオツツジだけは日光で自生している。

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11. 自然界に赤色の少ないこの時期には貴重な花である。

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12. やはり風の強い日だったので、

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13. このように揺れ動くさまを撮った。鳴子のような音が…しなかった。

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14. 最後がヤシオツツジ。赤、白、紫の3種が知られ、赤が最初に咲く。
栃木県の県花である。奥日光を初め、近辺の山肌を埋める最盛期は壮観である。

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15. 色が優雅であるばかりではなく、姿かたちも優雅そのもの。風に揺れるサマが人間を惹きつける。今は里にしか咲かないが、GWのころは奥日光の一部が、ピンクのじゅうたんで埋まる。

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16. 逆光を透過する薄い花弁がまた魅力である。

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17. シャボン玉を吹き付けてみたが、風が強く、すぐに壊れてしまった。

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18. このなよなよさ、可憐さ。男どもの母性本能?を掻き立てる。

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19. 何度も言うが、この日は風が強かった。

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20. 吹かれ、張られて、木の葉のように舞い上がり舞い落ちる。
暴力団にさいなまれる乙女のごとく、しかし、決して涙を見せぬ強さも持っている。

ああ、ヤシオツツジ、ヤシオツツジよ。私の心に波を立たせる、私の心を虜にする。
GWが終わるまで、私は君たちのストーカーとなる。




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