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夕陽の男体山 [風景]

夕陽は夕陽、同じ時間帯の太陽であるが、同じ快晴の日の夕陽でも、いろいろな顔を持っている。気象条件その他によって、毎日違った顔を見せるのだ。情熱的な赤色、まったく気の無い黄色に近い色、通常の「ああ、きれいな夕陽だ」と思ってもすぐに忘れてしまう色など、列記しても意味がない。

もちろん夕陽が最も赤くて情熱的なのは、太陽が山の端に隠れる寸前のものであるが、その寸前の色でさえ多彩で、多情で、気まぐれなのだ。

一番魅力的な夕陽の色は、もちろんまだ見たことがない。2番目も、3番目も見ていない。たぶん10番目でもまだ見ていないのだと思う。
ただ、12月3日の夕陽の赤さ、いや、夕陽に照らされた男体山の赤さは、一生忘れられないと思う。

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1. 12月3日 15:39 夕日が沈む約35分前であるが、赤さはまだまだ物足りない。
湯滝の滝口に近い、2個目の橋の脇で撮った。

28,12,03湯の湖の男体山1-3'b.jpg
2. 15:41 少しカメラを引いて、木陰から明るい世界を覗き見るように撮った。
もちろん赤さには不満がある。

28,12,03戦場ヶ原の男体山1-1b.jpg
3. 15:51 戦場ヶ原を目指す道すがら、赤色が激変した。
とはいえ、写真で分かる通り、赤いのは手前のカラマツとズミの木ばかり。男体山は斜に構えて赤色を反射しない。木陰や日陰の暗さも進んでいた。

28,12,03戦場ヶ原の男体山1-6b.jpg
4. 15:58 大方の落葉樹は落葉を終えており、枯れ枝ばかりが赤変している。
枝に葉が付いていたら、赤色は大違いだっただろう。

28,12,03戦場ヶ原の男体山1-8b.jpg
5. 16:01 日陰と木陰が面積を増し、男体山包囲作戦を見ているような気がした。

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6. 16:02 山肌の緑色は、ウラジロモミ、黒松などの常緑針葉樹林である。
この常緑針葉樹が多いことから、男体山の別名を「黒髪山」と言う。「緑の黒髪」である。

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7. 16:03 肉眼で見た赤色を、カメラが再現できないのは、一重にカメラマンの未熟さによるものであるが、その赤さを実感してもらえないのが、痛恨の想いである。


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8. 16:13 ここにきてようやく常緑樹林も赤く照らされ始めた。
常緑針葉樹をも赤く変える夕陽の色、ご理解いただけるだろうか。

新年早々男体山の夕陽とは、ちょっとそぐわないのかもしれない。
ただ、どうしても灼熱の赤色の男体山をご紹介したくて…。




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コメント 3

侘び助

本年も宜しくお願い致します。
by 侘び助 (2017-01-06 10:25) 

okko

男体山、名前とは裏腹に美しい稜線をもった優しいお山ですね。

カメラマンの想いは充分に通じています、最後の1枚は充分に焼けていますよ~~!
by okko (2017-01-06 14:34) 

joyclimb

あけましておめでとうございます。
今年も男体山の風景を楽しみにしています。
by joyclimb (2017-01-08 22:59) 

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