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日の出の連山鏡像 3朝3様ーー回文年賀状 [風景]

年賀状を兼ねて、おめでたい日光連山の日の出の鏡像をお届けしたい。

日光連山は日光地区の山岳信仰の歴史的聖地である。
その連山の鏡像を小さな人工の池に浮かべて、読者諸氏と
崇高な美しさを共感しながら新年を迎えたい。


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1. 12月7日 6:14 この池に東の空を映した。雲一つない晴天であるが、雲がない空は、美しさに欠けるきらいがある。

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2. 6:17 西の空を映す。まだ明けきらない空はどんよりとした青色で、連山は荘厳な姿を横たえている。カメラでは明るく撮れるが、肉眼的にはまだ闇なので、街路灯の灯りが趣を添える。
「オモムキヲソエル? 単なる味消しだろう?」 セミプロあるいはスーパーアマカメラマンから雑音が入ってくる。
確かに味消しなのだが、これを外して撮るのは不可能なのだから、開き直るしかない。

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3. 6:44 東の空には面白みがない朝だったので、西の空に集中した。
連山の朝焼けは何ともドラマティックである。お日様の出てくる雲海の水平線が連山を横切る。影の部分は深海の青さである。

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4. 6:44 おなじ時刻に、風景モードで撮る。こちらの方が単純明快な色彩となるが、どちらを好むかは、個人差が大きい。

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5. 6:46 鏡像は、まるで赤い団子3兄弟。これも風景モードである。
池の手前の雑草に霜が降りている。この池には大きな錦鯉が飼育されているが、シャイで、あまり顔を出したがらない。

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6. 6:49 雲がない朝の西空は、無駄を省いた美しさではあるが、nikkinには物足りない。

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7. 翌8日、6:31 この程度の雲の存在が、nikkinのお気に入りである。

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8. 6:36 上る前の朝日によって雲の下面が色づいて来た。
雲の鏡像は常に実像よりも暗い。明るさ控え目も悪くはない。

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9. 6:38 雲の存在のありがたさがよく理解できる。遠い雲海の赤さが最高潮を迎えようとしている。

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10. 6:39 美しい赤い雲の鏡像であるが、景色に酔っている暇も無い。
急いで西空を撮らなければ…。

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11. 6:40 1台のカメラと3脚、そしてnikkin一人で撮影している身には、東の空から西の空に撮影を変えるときは、池の端から端まで場所を変えねばならない。わずか10mほどの距離だが、三脚の水平レベルを調整したりで、時間を取られる。
西側の連山にはまだ陽が届いていない。良かった、ドラマはこれからである。

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12. 6:41 雲から始まった朝焼けは、連山全体に及んでいるが、この朝は、東の空の雲海の水平線がはっきりとは出なかった。これもまた一興。
この朝も霜が降りていた。

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13. 6:43 西空の雲を、あえて画面に撮りこんでみたが、西空の雲が東の空ほどに多くなかったのは残念であった。
当然のことながら、ラッキーを一人占めにはできない。

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14. 6:46 この日は真珠湾奇襲のメモリアルデイ。
平和の国のど真ん中で朝焼けを撮れる幸せを感じた。

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15. 12月11日 6:40 この朝の東の空も賑やかな赤い雲が立て込んでいた。
期待を心一杯に膨らませながら三脚を開く心臓は、脈拍数が上がっていた。

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16. 6:43 まさに東天紅。早起きのニワトリが興奮した声で、時を告げていた。

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17. 6:44 
宇都宮方面が大火事の様相である。
宇都宮は「ウツ」の人々が集まる街とか…。この赤さに「ウツ」も吹っ飛んだのではないだろうか。


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18. 6:45 西空にカメラを転じると、こちらも雲が満杯。満員御礼が出て、迷惑がるカメラマンも居そうである。
この雲はまさしく雪雲であり、この時刻に現場に居ると、文字通りピンクの雪が降っているのである。何度か、それをカメラに収めたこともあったが…。

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19. 6:46 男体山はかろうじて見えるが、大真名子山や、女峯山は完全に雪雲の中。お前さんたち、ちょっとやりすぎじゃあありませんか。

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20. 6:48 さらに雪雲が出張ってきて、この日は夕方まで連山は雲の帳の向こう側に隠れたままだった。

12月7,8,11日という3日間の観察で、雲の量がゼロ、中等度、大量と変化を見せてくれた。まるで、nikkinに典型的な3個のタイプを撮らせてくれる心の広さを見せたかのようで、nikkinはますます連山の虜になってしまった次第。

さて読者の皆さま、ちょっと早めですが、明けましておめでとうございます。
恒例の干支回文狂歌をご披露させていただきます。

「悔ゆ溝の またの世居ない渡り鳥 たわいない世の玉望みゆく」
(クユミゾノマタノヨイナイワタリドリタワイナイヨノタマノゾミユク)
小さな溝を飛び越せなかった悔しさが…。来世は人間界におさらばして、溝どころか海峡も国境もひと飛びで越える渡り鳥になろうかな。
どうということも無い世の中だけど、そんな中で何か光るものを求めてゆきたい。

新しい年が皆様にとって素晴らしい年となりますことを、衷心よりお祈り申し上げます。




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コメント 4

joyclimb

赤い雲の鏡像の風景、とてもきれいです。
今年も日光連山の素晴らしい風景を楽しむことができました^^
ありがとうございました。
よい年をお迎えください。
by joyclimb (2016-12-31 13:32) 

侘び助

此方でも日の出時の雲強烈な赤に・・・
ちょっぴり怖いような色に・・・良い年をお迎えくださいませ。
by 侘び助 (2016-12-31 15:03) 

okko

確かに、雲のない空はキレイでも、魅力に欠けるところがあります。
雲が、さまざまな表情を見せて呉れて、それが、周囲の景色の印象を全く違う場所のように見せてくれる。

今年もたくさん、日光の魅力を見せて頂きました。無粋者、回文狂歌など手も出ませんが、心から、善き年を迎えられますようにお祈りしております。
有り難うございました!
by okko (2016-12-31 16:05) 

こまちゃん

この時間に、地平線に沈む太陽が見られる場所が有れば、ガスに隠れた時にだけ、夕陽がピンク紅色になって浮かんでいるように見えるんですよね。
年末からそれを狙って丘陵地へ向かうのですが、分厚い雲に悉く邪魔されて仕舞って・・・
11月初旬、父親が入院していた時に12階の病室の窓から見たのですが、その時に限ってカメラを車内に置いてきてしまって・・・
父親も「初めて見た!すごい!」と感動していましたが、病状急変してしまってその月末に他界してしまいました・・・(なので年始挨拶を遠慮させて戴きました)

あの条件が重なることはかなり少ないので(雲一つ無い晴天でもダメ)、仕方が無いのでガラケーで撮ったのですが、当然の如く良く有りませんでした・・・。
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/46/91/56/src_46915637.jpg?1483381799
紅色からピンク懸かって沈む夕陽、それを撮るのが今年の課題です。
by こまちゃん (2017-01-12 01:41) 

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