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夕空連山 [風景]

日光市から見る連山は西の空に並んで、市民を抱きしめるような雰囲気を出している。
この連山を撮るとき、これまでは日の出を受けて赤く焼ける姿または昼間の明るい姿ばかりだった。

夕陽を背にした画像が少ないのには理由がある。
その時間帯は何かと気ぜわしく、落ち着いて写真を撮っていられないのである。
しかし、今回は意識的に努力して撮ってみた。
会心の画像はとれなかったが、新しい発見もあり、自分なりには満足している。

27,7,13 夕焼け連山1-2b.jpg
1. 昨年7月13日 このシリーズでは夕空が一番美しかった夕べだ。
赤い空と青い空とがほど良く混在し、陸地の黒と、街路灯の白との調和がよかった。

27,7,13 夕焼け連山1-4b.jpg
2. 少し引き寄せた。
このスカイラインを女性の寝姿と見る人たちもいる。
左端の男体山が頭、その右の大真名子山が胸。乳頭らしき形がキーポイントである。
その右、小真名子山はとばして、女峯山と赤薙山の双子山が腹部の盛り上がりとか。
ずいぶん内臓脂肪の多い女性である。しかも二段腹!
夜の帳が降りようとしている。

27,7,25 夕焼け連山1-1b.jpg
3. 7月25日 連山の向こう側にお隠れになった夕陽の光が届く雲は明るく、届かない雲は黒く見える。青空はすでに黒っぽい色になってしまった。

27,7,25 夕焼け連山1-4b.jpg
4. 風が弱く、雲が動かない。
このまま闇の帝王が空全体を支配していった。

27,12,27夕焼け連山1-9b.jpg
5. 12月27日 男体山と双子山が笠雲を被っている。
この笠雲の推移にご注目頂きたい。

27,12,27夕焼け連山2-3b.jpg
6. 青空が一番美しい時間帯であろうか。
笠雲が笠雲らしい形を失って来始めた。

27,12,27夕焼け連山2-5b.jpg
7. この日の雲は、どんどん形を変えてゆく。
夜の帳が下りる前の、一瞬の光のショーである。

27,12,27夕焼け連山2-6b.jpg
8. 雲たちの絡み合いが単純化されてゆく。

27,12,27夕焼け連山2-8b.jpg
9. 雲のボリュームも小さくなって行く。

27,12,27夕焼け連山2-9b.jpg
10. 水墨画の世界に近付いて行った。
侘びさびを宿しつつ、大きな変化はなく闇に沈んで行った。

27,12,30夕空連山1-3b.jpg
11. 12月30日 連山がおかしな色合いを呈していた。
夕陽はずっと左方に沈もうとしていた。その夕陽が生む影が青く連山の基部を染めている。

27,12,30夕空連山1-4b.jpg
12. 連山上部の赤色が不可思議な光りかたを見せている。
基部の影を生んだ光が直接上部の輝きを生んでいるならば、男体山の右斜面は青くなければならない。ところが今は、男体山の左斜面も右斜面も、明るさがあまり変わらない。

27,12,30夕空連山1-5b.jpg
13. 引寄せてみると、男体山の東斜面(日光市側)は、異常なまでに明るい。
男体山と大真名子山との連結部や大真名子山は青黒くなり始めた。

27,12,30夕空連山1-8b.jpg
14. 男体山だけが異常にはしゃいでいるような明るさが続く。
そうだ、分かった。謎が解けた。
直上の大きな雲の左側が西日を受けて明るく輝いている。
この雲が反射した光が、男体山の東斜面を照らしているに違いない。

27,12,30夕空連山2-1b.jpg
15. 気づいたとたんに、ピンポーンとばかりに、男体山の輝きがひときわ明るくなった。彼らにも意志はもちろん、喜びも悲しみのあるのだ。

27,12,30夕空連山2-5b.jpg
16. 陽が沈むにつれて青い影が大きくなり、大真名子山や双子山を青色に包んで行く。男体山はまだはしゃいでいる。

27,12,30夕空連山2-6b.jpg
17. 青い影が男体山の頂に近付いてきた。
直上の雲はまだ反射を続けているようだが、次第に弱弱しくなってゆく。
この辺りで撮影を終えてあげよう。



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コメント 4

joyclimb

赤い夕焼け空と闇に覆われる麓がつくりだす風景、とてもきれいですね^^
by joyclimb (2016-02-13 23:21) 

マリー

nikkinさんのブログRSS登録して有るのに
NEWが表示されておらず、訪問して更新が分かりました・・・?
未知との遭遇のような地上と空の美しい写真ですね
日付は違いますが、1~17までの変化は時間にすると
どれくらいなんですかね・・・
父の故郷にも女性の寝姿山と云う山が有ります^^
by マリー (2016-02-14 11:06) 

こまちゃん

先程、テレビで奥日光小田代原の貴婦人を紹介していました!
(関西地区。日曜11時頃の番組)
検索してみると、いろいろな人が貴婦人に魅せられているのを知りました。

宇都宮在住時、湯西川温泉へは出掛けたことがありますが、湿地には足を運ばなかったので、とても残念な事をしました。
by こまちゃん (2016-02-14 13:03) 

nikkin

joyclimbさん
圧倒的な迫力の夕焼け空を背景にして撮りたかったのですが、こればっかりは…。
やはり夕空は赤いのがいいですね。

マリーさん
まさに「未知との遭遇」ですね。ぴったりです。
30~50分というところでしょうか。
夕陽が沈んでからの方が美しいのですね。

女性の寝姿に相当する山、と言うのはやはりキーポイントの乳頭状突起があるのでしょうね。
このキーポイントのある山が意外に多いことに驚いています。

こまちゃん
私も当初は、たかが1本のシラカンバの木に、と思って無視していました。しかし、「一目出あったその日から…」夢中にさせられてしまいました。今は、この木の最期が近いことを深く、深く憂えています。
by nikkin (2016-02-15 13:21) 

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