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凍結開始の湯の湖 [風景]

前回訪問時、湯の湖が凍結を開始していた。
ただし、この湖は、凍結を開始しても暖気が続くと氷は全部溶けてしまう。また寒気が来て新しい凍結が開始することになる。
こんなことを数回繰り返してようやく凍結が落ち着くのが、お正月のころであり、今頃はもう溶けることのない氷となっていることだろう。

凍結開始は同じパターンで来るわけではない。
一番多く見かけるのが、降った雪が雪泥となって漂っている間に氷となるパターンである。風が吹いているとより寒いので、氷に進み、氷に波模様が残る。
雪泥も波もない状態で凍ると、湖面の水がそのまま凍って行くので、スムーズな、鏡のような氷となる。これは珍しい。

今回は特殊な凍結開始となった。雪泥はあったのだが、不定形の柔らかい雪泥ではなく、波の作用で球形になった雪泥である。一度このブログで紹介したことがある。http://blog.so-net.ne.jp/nikkodayori/2012-02-27
波で球形にされた雪泥があったのだが、その後波も風もなくなったらしい。鏡のような氷に球形の雪泥が散在するという、私は初めてお目にかかる光景だった。
球形の雪泥は個数が少なく、ほんのお印だけ、という感じだが、透明な氷に閉じ込められた球形の雪泥がかわいらしい愛嬌を見せていた。

26,12,20 湯の湖凍結開始1-1.jpg
1. 写真ではよくわからないのだが、向こう岸まで届く鏡のような氷である。
誰かが雪玉を投げて確かめたらしい。向こう岸の山と雪が鏡に映っている。

26,12,20 湯の湖凍結開始1-2.jpg
2. 割れた雪玉がないと、水面なのか氷面なのかも分からない。

26,12,20 湯の湖凍結開始1-4.jpg
3. 球形の雪泥が氷に閉じ込められている。

26,12,20 湯の湖凍結開始1-5.jpg
4. 岸に沿って雪泥の玉が散在する。雪泥と雪泥との隙間はぎっしりと透明な氷で埋められている。

26,12,20 湯の湖凍結開始1-6.jpg
5. レンズ操作で引き寄せると多少の凹凸はある。

26,12,20 湯の湖凍結開始1-8.jpg
6. ドーナツ状に厚めの氷のある場所は、湖底から湧水がわき出るところである。

26,12,20 湯の湖凍結開始1-9.jpg
7. 引き寄せてみるとドーナツの内側も凍っている。

26,12,20 湯の湖凍結開始2-1.jpg
8. もう一度鏡に映った空と山を見ていただきたい。まさに鏡だ。

26,12,20 湯の湖凍結開始2-2.jpg
9. 向こう岸の雪景色が、鏡に映って縦じま模様となっている。

今度行くときはまったく変わった氷が見られるはずである。
会うたびに顔が変わる湯の湖。訪問が楽しみである。


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コメント 3

okko

前回のは、まるで繭玉をみるようでした。今回はまだ時期がはやいのでしょうか?
湖面が全面凍結すると、どれほどの厚さになるのでしょう?
by okko (2015-01-08 14:30) 

tochimochi

湯ノ湖がこんなにきれいに凍るとは知りませんでした。
さらに雪泥が閉じ込められるとは・・・。
貴重な画像ありがとうございました。

by tochimochi (2015-01-08 22:16) 

nikkin

okkoさん
球状の雪泥は波のモミモミ作用によってできるものであり、詳しいことは分かっていません。毎回毎回条件が同じになることはあり得ませんので、球の形状にも違いが出るのだと思います。
湖面が凍結すると30~50cmの厚さになります。
以前は湯元温泉で開催される氷彫刻コンクールの材料として使われていましたが、最近は他から持ってくるようです。厚さが足りないのかもしれません。

tochimochiさん
こんなにきれいな氷の結氷は、私も初めて見ました。きれいに張ってもすぐに雪が隠してしまうので、見たり撮ったりできるのは幸運が重なった時だけですね。
by nikkin (2015-01-19 18:52) 

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